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水戸が馬場のボレー弾でドローに持ち込む…千葉は4戦白星なしで7位転落

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[7.22 J2第25節 水戸 1-1 千葉 Ksスタ]

 J2は22日、第25節を行い、ケーズデンキスタジアム水戸ではここ4試合負けなしの17位水戸ホーリーホックと3試合勝ち星のない5位ジェフユナイテッド千葉が対戦し、1-1で引き分けた。4試合白星なしとなった千葉はプレーオフ圏外の7位に転落した。

 序盤から水戸が押し込む時間帯が長くなるが、千葉の体を張った守備を崩し切れずに決定機を創出できない。逆になかなか攻撃の形を作れなかった千葉に前半34分、好機が訪れる。右サイドのMFネイツ・ペチュニクのグラウンダーのクロスをGK本間幸司が弾いたところを、FW安柄俊が至近距離から狙ったが本間のブロックに遭った。対する水戸は同39分、左サイドのDF田中雄大のクロスからフリーになったDF石川大徳がボレーで狙うも、ボールは枠上に外れてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、両チームとも攻撃的なカードを切って状況を打開しようとする。後半28分には水戸がカウンターを発動し、左サイドでボールを受けたFW馬場賢治が中央に切れ込んで右足で狙ったが、ボールはゴールマウスを捉え切れなかった。すると同30分に千葉がビッグチャンスを迎える。PA内までボールを運んだFWオナイウ阿道が、DF新里亮のファウルを誘ってPKを獲得。これをMFネイツ・ペチュニクが確実に沈めて、千葉が先制に成功した。

 しかし、すぐさま水戸が同点に追い付く。後半35分、右サイドでボールを受けたFW吉田眞紀人のクロスに走り込んだ馬場が、鮮やかなダイレクトボレーで沈めて試合を振り出しに戻した。さらに同39分にはカウンターから吉田がシュートまで持ち込んだが、ネットを揺らすには至らず。スコアはその後、動かずに1-1の引き分けに終わった。


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