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浦和、2連敗で年間首位から転落…川又4戦連発の名古屋が逆転勝利!!

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[7.25 第2ステージ第4節 名古屋 2-1 浦和 パロ瑞穂]

 J1は25日、第2ステージ第4節を行い、パロマ瑞穂スタジアムでは名古屋グランパス浦和レッズが対戦し、名古屋が2-1の逆転勝利を収めた。

 前節、広島に1-2で敗れ、第1ステージ開幕からの無敗記録が19で途切れた浦和は前半9分、MF阿部勇樹の縦パスをPA内で受けたMF武藤雄樹が右足で狙ったが、GK楢崎正剛の守備範囲に飛んでしまった。しかし、同19分に浦和が先制に成功する。後方からのボールをMF高木俊幸がダイレクトで前線に送ると、MF柏木陽介がPA内に進入。左足から放たれたボールはDF牟田 雄祐のオウンゴールを誘い、スコアを1-0とした。

 浦和がスコアを1-0としたが、前半20分に名古屋がすぐさま試合を振り出しに戻す。センターサークル付近でボールを拾ったFW永井謙佑がスピードに乗ると一気にPA内へとボールを運び、左足で送ったクロスをFW川又堅碁がヘディングで叩き込んでスコアを1-1とした。川又は4試合連続ゴールと絶好調を維持している。

 すると前半22分に浦和をアクシデントが襲う。カウンターから抜け出しそうになった永井をDF森脇良太が倒してしまうと、一発退場となって数的不利に陥ってしまった。名古屋はこのプレーで得たFKをMF小川佳純が直接狙ってゴールを脅かしたが、GK西川周作に弾き出されて勝ち越しゴールとはいかなかった。

 1-1のまま後半を迎えると、後半3分、川又のクロスをDF矢野貴章が落とすと、永井が右足で狙いすましたシュートを放つがボールはゴール左に外れた。しかし同17分、MF小屋松知哉のサイドチェンジを受けた矢野がボールを運ぶと、右足を振り抜いてゴールネットを揺らして2-1と名古屋が逆転に成功した。

 数的不利の浦和は後半21分、PA外から柏木がゴールを脅かすもボールはゴール右へと外れ、同34分にはMF宇賀神友弥のクロスをMF橋本和がダイレクトボレーで合わせるが、ゴールマウスを捉えることができなかった。さらに同44分には橋本のクロスからゴール前でフリーになったFW興梠慎三が決定機を迎えるも、シュートは枠を外してしまった。

 1点のリードを守り抜いた名古屋が2-1の逆転勝利を収めた。2連敗となった浦和は年間勝ち点を45から伸ばせず。同時刻キックオフの広島が横浜FMを下して年間勝ち点を46まで伸ばしたため、年間首位から転落している。


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