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降格危機清水、公式サイトに“お詫び文”「最後の一分一秒まで闘います」

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 現在、年間順位で17位と降格圏に低迷する清水エスパルスが、公式サイトに“お詫び文”を掲載した。

 第1ステージを最下位で終えた清水は、第2ステージも15位に低迷。9日に行った天皇杯ではJ3の藤枝に“ジャイアントキリング”(番狂わせ)を許すなど、迷走を続けている。

 クラブは『ファン、サポーター、スポンサーの皆様へ』と題した左伴繁雄社長の署名入りの文章を掲載。「現在年間17位と降格圏に低迷しておりますこと、深くお詫び致します。また、先日の天皇杯2回戦での敗退、メンバーを入れ替えての闘いとは言え、言い訳のしようもなく、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 ただ左伴社長は田坂和昭監督に代わって以降の成果も強調。「『気迫、球際』から入り、『90分通じた守備のコンパクト化』『セットプレー改善』と改善がなされ、勝利には至っておりませんが、安定した試合運びをするまでにはなってきております」とし、「最後の仕上げとして現在取り組んでおりますのは、攻撃の連動性を高めることであり、選手達も一定の手応えを掴んでおります」と記した。

 さらに「フロントとして、トップチーム強化をしていく上での札は出し尽くし、あとは現場の踏ん張りを後押しするだけという段階に入りました」と続けると、「ここまで来ましたら最後に、清水エスパルスが持つ『切り札』、それは皆様にしか出来ない日本一の分厚い応援をお願い申し上げる次第です」と後押しを要望。「私たちは、最後の一分一秒まで闘います。努力した者には、神は乗り越えられる試練しか与えないと信じて」と締めくくった。

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