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4位東京Vが連敗止める、途中出場の南が1G1Aで初の2ケタ得点

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[9.13 J2第31節 群馬1-3東京V 正田スタ]

 4位東京ヴェルディはアウェーでザスパクサツ群馬に3-1で快勝し、3試合ぶりの白星を飾った。5連勝後、徳島戦(0-1)、愛媛戦(0-1)と2試合連続の零封負けを喫していたが、連敗を2でストップ。3週間ぶりに再開したリーグ戦で仕切り直しの1勝を挙げた。

 東京Vは前半4分、DF安在和樹の左FKからこぼれ球をDF井林章が右足ボレーで蹴り込み、先制点。井林は3月21日の水戸戦(2-0)以来、今季2ゴール目となり、幸先よくリードを奪った。

 ホームの群馬も反撃に出る。前半18分、FW江坂任の右足ミドルはGKに弾かれ、同33分の江坂のシュートは右ポストを叩いた。それでも前半36分、MF松下裕樹のロングフィードに反応したMF吉濱遼平がゴール前に抜け出し、右足で同点ゴールを流し込んだ。

 1-1の同点で前半を折り返すと、東京Vは後半開始からDFウェズレイに代えてMF南秀仁を投入。この交代策が当たった。MF三竿健斗が最終ラインに下がって攻撃的に出ると、後半24分、南が右サイドから中央に入れたボールをFW杉本竜士がスルーし、MF中後雅喜が右足でシュート。中後の14試合ぶり今季4ゴール目で2-1と勝ち越しに成功した。

 直後の後半27分には南が自らドリブルでPA内に持ち込み、右足でゴールネットを揺らすダメ押しゴール。南は3試合ぶりのゴールで今季10得点目となり、自身初の2ケタ得点を達成した。

 中後は試合後のインタビューで「きつい戦いだったし、なかなか思うようなプレーができなかったけど、自分たちの形で2点目3点目を取れて、勝つことができてよかった」とコメント。自身の決勝点の場面については「すごくいい形でゴールを奪えたので、チームとしてこれからにつながるゴールだったと思う」と胸を張った。

[J2]第31節2日目 スコア速報

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