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G大阪再始動、仙台に快勝してCS圏内の年間3位に浮上!

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[10.25 J1第2ステージ第15節 仙台1-3G大阪 ユアスタ]

 ガンバ大阪が敵地でベガルタ仙台を3-1で下した。勝ち点を60に伸ばしたG大阪は、FC東京をかわして3位に浮上した。

 21日に行われたAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で広州恒大(中国)とスコアレスドローとなり、4強での敗退が決定したG大阪。FW宇佐美貴史が「今年一番取りたかった、一番大事にしていたタイトル」と話したように、イレブンは試合後、落胆を隠せなかった。しかし国内タイトルは今季も3冠の可能性が残るG大阪にとって、落ち込んでいる暇はない。

 ただ、G大阪にそんな心配は必要なかった。前日にFC東京が浦和に敗れたことで、勝てばチャンピオンシップ出場となる年間3位に浮上するチャンスを迎えての一戦。前半から圧倒したG大阪は21分、混戦をFWパトリックが宇佐美とのワンツーで突破。やや距離はあったが、パトリックが右足強烈シュートを蹴り込み、スコアを動かした。

 ただ仙台もワンチャンスを確実にものにする。前半34分、右サイドからのCKを獲得すると、MF梁勇基のキックにFWハモン・ロペスがダイビングヘッドで飛び込み、試合を振り出しに戻した。

 それでもG大阪は全く慌てなかった。前半36分、パトリック、MF阿部浩之とヘディングでつないだボールがMF倉田秋に渡る。倉田は右足でゴールネットを揺らし、わずか2分で再びリードを奪うことに成功した。

 後半に入ってもG大阪のペースは落ちない。後半16分に迎えたパトリックの決定機は決めきることが出来なかったが、直後の同17分、左サイドを宇佐美がパトリックとのワンツーで突破。折り返しはDFにカットされたが、倉田が押し込み、決定的な3点目が生まれる。その後も同36分の宇佐美のシュートがクロスバーに嫌われるなど、追加点こそ奪えなかったが、仙台に主導権を渡すことなく、試合を終わらせた。

 年間勝ち点を60に乗せたG大阪は、FC東京をかわして3位に浮上。またこの勝利はG大阪のJ1アウェー通算150勝目。またJ1通算勝利数も349勝となり、次節にも節目勝利を迎えることになった。

 対する仙台は2戦ぶりの黒星。前日の段階で来季のJ1残留は決まっていたが、今季のリーグ戦ホーム最終戦を白星で飾ることは出来なかった。


●[J1]第2ステージ第15節2日目 スコア速報

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