古巣とのV争い…浦和DF槙野、CS決勝で「広島と対戦したい」
J1第1ステージで史上初の無敗優勝を飾り、年間順位でも首位・広島と同勝ち点の2位に付けている浦和レッズ。リーグ戦も残り2試合となり、年間勝ち点1位の座をめぐる争いは大詰めを迎えたが、その後には11年ぶりに復活したチャンピオンシップも待っている。
ゲキサカでは、古巣・広島と熾烈なマッチレースを繰り広げる日本代表DF槙野智章を直撃インタビュー。アディダス独自の保温テクノロジー「CLIMAHEAT(クライマヒート)」搭載のフードジャケットを着て、取材に応じてくれた。
2015年秋冬シーズンのクライマヒートは「アディダス史上、かつてない暖かさ」をコンセプトに、より軽く暖かく進化。新たにエリやソデに搭載された「ヒートシール」が衣服内の空気を逃さず、暖かさをキープし、肌に密着することで体感温度を高めてくれる。
さらに、クライマヒートの素材となる繊維に使用されるホロファイバー(中空糸)のさらなる軽量化にも成功。2014年シーズンの同等モデルと比較し、44%の保温性向上と15%の軽量化を実現した。
この日の撮影は寒空の屋外で行われたが、槙野は「熱いぐらい」と、クライマヒートの保温効果に驚いた様子で、その快適な着心地に「普段のトレーニングから着用したいぐらい」と目を輝かせていた。
―クライマヒートの着心地はいかがですか?
「すごく良いですね。本当に暖かいです。個人的には冬でもウェアを着込んでトレーニングするのは好きじゃないんです。着るものはできるだけ最小限に抑えて体を動かしたいのですが、これなら1枚で十分ですね。薄くて、タイトで、なおかつ暖かい。僕が一番求めていたものですよ」
―体を温める意味でも、冬場はウォーミングアップがより大事になりますか?
「準備は大事ですね。特にベンチメンバーはアップで体を動かしても、試合を見ている間にまた冷えたりもします。パッと試合に入って、すぐに自分のハイパフォーマンスを出すためにはしっかりとした準備が必要です」
―チャンピオンシップの決勝は午後7時半キックオフ。Jリーグでは珍しい冬のナイターになります。
「Jリーグではなかなかないですからね。体が温まる前にキックオフしてしまうと、自分のパフォーマンスが上がり切るまでに15分、20分ぐらいかかってしまうこともあります。試合開始のホイッスルと同時に、100%の力で試合に入るための準備が大事になると思います」
―より立ち上がりが重要になりますね。
「開始1分、2分でゴールを奪う、あるいは奪われることで、ゲーム自体が決まることもあります。観客のみなさんも寒いと思いますし、見ている人を興奮させるような熱い試合展開、プレーを見せたいですね」
―年間順位では首位の座を広島と激しく争っています。残り2試合で勝ち点で並ぶ大接戦ですね。
「それだけ得失点差が大切なんだなとあらためて感じています。周りから広島と浦和は因縁の相手と思われていますし、両チームの選手やサポーターも『負けたくない』『勝たないといけない』という気持ちを持っています。そういうチーム同士が優勝争いをするというのは、Jリーグ全体のことを考えても、非常にポジティブなことだと思います。今でも広島のスタッフや選手と仲が良いですが、自分たちの試合が終わったら一目散に浦和の結果を気にするという話も聞きますし、お互いが勝つことで刺激し合えている部分もあると思います」
―槙野選手は「因縁」の当事者でもありますが、どういう気持ちでいますか?
「おもしろいですよ。試合前の選手紹介で名前がコールされたときにブーイングされるのは当たり前というか、よくあることだと思いますが、試合中、ボールを持ったときにもブーイングされますからね。逆に燃えますし、そういうブーイングが自分の力になっている部分もあります。そういう状況の中でいかに力を発揮できるかということが、選手として試されていると思いますし、それにひるんでいるようでは選手としての成長もないと思っています」
―チャンピオンシップの決勝で広島と対戦したいですか?
「対戦したいですね。でも、まずは自分たちがその舞台に立たないと何も始まらないですから。去年はシーズン終盤、緊張感のある試合が続く中で失速しました。今年はその失敗を経験した選手がたくさんいますし、『去年、なぜああなったのか』ということを考えたときに、『やっぱり楽しむ姿勢を忘れていたよね』というのが今の僕たちの根本にあります。今、こうして優勝争いをしている中でも、楽しめている自分たちがいますし、『今年は違うぞ』という気持ちで戦っています」
ゲキサカでは、古巣・広島と熾烈なマッチレースを繰り広げる日本代表DF槙野智章を直撃インタビュー。アディダス独自の保温テクノロジー「CLIMAHEAT(クライマヒート)」搭載のフードジャケットを着て、取材に応じてくれた。
2015年秋冬シーズンのクライマヒートは「アディダス史上、かつてない暖かさ」をコンセプトに、より軽く暖かく進化。新たにエリやソデに搭載された「ヒートシール」が衣服内の空気を逃さず、暖かさをキープし、肌に密着することで体感温度を高めてくれる。
さらに、クライマヒートの素材となる繊維に使用されるホロファイバー(中空糸)のさらなる軽量化にも成功。2014年シーズンの同等モデルと比較し、44%の保温性向上と15%の軽量化を実現した。
この日の撮影は寒空の屋外で行われたが、槙野は「熱いぐらい」と、クライマヒートの保温効果に驚いた様子で、その快適な着心地に「普段のトレーニングから着用したいぐらい」と目を輝かせていた。
―クライマヒートの着心地はいかがですか?
「すごく良いですね。本当に暖かいです。個人的には冬でもウェアを着込んでトレーニングするのは好きじゃないんです。着るものはできるだけ最小限に抑えて体を動かしたいのですが、これなら1枚で十分ですね。薄くて、タイトで、なおかつ暖かい。僕が一番求めていたものですよ」
―体を温める意味でも、冬場はウォーミングアップがより大事になりますか?
「準備は大事ですね。特にベンチメンバーはアップで体を動かしても、試合を見ている間にまた冷えたりもします。パッと試合に入って、すぐに自分のハイパフォーマンスを出すためにはしっかりとした準備が必要です」
―チャンピオンシップの決勝は午後7時半キックオフ。Jリーグでは珍しい冬のナイターになります。
「Jリーグではなかなかないですからね。体が温まる前にキックオフしてしまうと、自分のパフォーマンスが上がり切るまでに15分、20分ぐらいかかってしまうこともあります。試合開始のホイッスルと同時に、100%の力で試合に入るための準備が大事になると思います」
―より立ち上がりが重要になりますね。
「開始1分、2分でゴールを奪う、あるいは奪われることで、ゲーム自体が決まることもあります。観客のみなさんも寒いと思いますし、見ている人を興奮させるような熱い試合展開、プレーを見せたいですね」
―年間順位では首位の座を広島と激しく争っています。残り2試合で勝ち点で並ぶ大接戦ですね。
「それだけ得失点差が大切なんだなとあらためて感じています。周りから広島と浦和は因縁の相手と思われていますし、両チームの選手やサポーターも『負けたくない』『勝たないといけない』という気持ちを持っています。そういうチーム同士が優勝争いをするというのは、Jリーグ全体のことを考えても、非常にポジティブなことだと思います。今でも広島のスタッフや選手と仲が良いですが、自分たちの試合が終わったら一目散に浦和の結果を気にするという話も聞きますし、お互いが勝つことで刺激し合えている部分もあると思います」
―槙野選手は「因縁」の当事者でもありますが、どういう気持ちでいますか?
「おもしろいですよ。試合前の選手紹介で名前がコールされたときにブーイングされるのは当たり前というか、よくあることだと思いますが、試合中、ボールを持ったときにもブーイングされますからね。逆に燃えますし、そういうブーイングが自分の力になっている部分もあります。そういう状況の中でいかに力を発揮できるかということが、選手として試されていると思いますし、それにひるんでいるようでは選手としての成長もないと思っています」
―チャンピオンシップの決勝で広島と対戦したいですか?
「対戦したいですね。でも、まずは自分たちがその舞台に立たないと何も始まらないですから。去年はシーズン終盤、緊張感のある試合が続く中で失速しました。今年はその失敗を経験した選手がたくさんいますし、『去年、なぜああなったのか』ということを考えたときに、『やっぱり楽しむ姿勢を忘れていたよね』というのが今の僕たちの根本にあります。今、こうして優勝争いをしている中でも、楽しめている自分たちがいますし、『今年は違うぞ』という気持ちで戦っています」