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熊本・小野監督の「行き過ぎた」行動にJリーグが厳重注意

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 ロアッソ熊本は7日、小野剛監督の「行き過ぎた」行動により、Jリーグから厳重注意の処分を受けたことを発表した。

 クラブによると、8月26日に県民運動公園補助競技場で行われた練習の際、小野監督が紅白戦の前のピッチが整備されていないことに対し、チームスタッフの怠慢であるとし、スタッフの一人に行き過ぎた注意をしたという。

 クラブは「監督は常日頃から先頭に立って、試合はもとより、練習の際も選手のケガ、練習環境に大変気遣いをしており、今回もそういう思いが行動に表れた結果、引き起こされました」と説明。小野監督は当該スタッフとすぐに和解し、スタッフおよび選手全員に報告、謝罪した。

 しかし、「その行動は行き過ぎたものであり、決して許されるものではありません」として、クラブとして小野監督、当該スタッフほか関係者にヒアリングを行い、Jリーグに報告。対応策、再発防止策をクラブ内で構築し、Jリーグとも協議してきた結果、今月5日付でJリーグから正式に厳重注意の処分が下された。

 クラブは公式サイトに永田求会長、池谷友良社長の名前で声明を発表。「ロアッソ熊本をご支援頂いているファン、サポーターの皆様、スポンサー、株主、行政をはじめ、熊本県民の皆様に、ご迷惑ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、より一層コンプライアンス順守に努め、180万県民に愛され、信頼されるクラブとなるよう精進する所存です」と謝罪している。

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