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千葉GK岡本&FW森本が熱いキス…「奥さんに謝らないと」 「やりすぎた」

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[11.8 J2第40節 千葉1-0東京V フクアリ]

 守護神と決勝弾のFWが熱いキスを交わした。ジェフユナイテッド千葉東京ヴェルディに1-0で勝利すると、8位から6位へ順位を上げ、プレーオフ進出へ望みをつないだ。値千金の決勝点を挙げたのはFW森本貴幸。そして殊勲の一撃を“キス”で称えたのが16試合ぶりに先発した守護神のGK岡本昌弘だった。

 ゴールが生まれたのは前半10分。ロングボールをFWネイツ・ペチュニクが頭で落とすと、こぼれたボールに反応した森本がPA手前左から左足を一閃。ゴールネットへ突き刺した。8試合振りのゴールを決めた森本は一目散にチームメイトの元へ駆け寄ると、センターライン付近で輪になって抱き合い喜んだ。

 そこに走り寄ったのがゴールマウスを守っていた岡本。笑顔で森本の顔を両手で抑えると唇にキスをした。一瞬の出来事だったが、試合中継で映像が捉えられたこともあり、SNSで拡散。大きく話題となった。

 2人は1週間ほど前から、森本が点を取った際はキスしようと“約束”していたという。「きっかけはなかった」と森本は話すが、岡本は「森本くんに点を取って欲しいという個人的な思いで(キス)しました」と説明した。

 森本にとっては9月20日の北九州戦(1-3)以来となる約1か月半ぶりのゴール。喜びすぎた結果、予定よりも濃厚なキスとなってしまったようで、試合後の岡本は「やりすぎましたね……」と苦笑い。森本は先輩GKへ「奥さんに謝っておいてください」と気遣ったが、守護神は「そういうのは大丈夫。逆にそういわれるとガチになるから」と笑い飛ばした。

(取材・文 片岡涼)

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