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「14年間マリノスで育ちました」、横浜FM松本翔が契約非更新…今季は山口でプレー

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 横浜F・マリノスは26日、下部組織育ちで今季はレノファ山口FCへ期限付き移籍していたMF松本翔と来季の契約を更新しないと発表した。同日に山口からも契約満了での退団が発表されている。

 横浜FMユースから2011年にトップ昇格を果たすも、横浜FMでは2012年の3試合の出場に留まり、2013年には愛媛FCへレンタル移籍。2014年に横浜FMへ復帰するも出場はなく、2015年に山口へレンタル移籍すると10試合に出場していた。

 クラブを通じて松本は「小学校3年生から約14年間、F・マリノスで育ちました。F・マリノスでサッカー出来たこと、トリコロールのユニフォームを着れたこと、会社の全ての人に恵まれてプレーし続けてきたこと、全てが幸せでした」

「F・マリノスというチームが家族のようで、小さい頃から育ててくれた育成スタッフやコーチ、常に最高の環境を整えてくださったマリノスタウンで働く食堂スタッフや清掃員の方々、会社の全ての方々、トップチームの選手やスタッフ、全ての方々への感謝の言葉以外見つかりません」

「そして、ずっと応援してくださったファン・サポーターの皆さんに、これぞ僕だというプレーを見せられずに離れることが悔しいですが、大好きなF・マリノスに今度はオファーされるように、今までいただいた声援と想いを胸に、0から再スタートしたいと思います。ありがとうございました」と感謝のコメント。

 レンタル期間が満了した山口を通じては、「まず、J2昇格の大きな支えとなっていただいたパートナー様をはじめ、ファン・サポーター、山口県民、そして、レノファに関わってくださった全ての方に感謝を申し上げます。ありがとうございます」

「レノファはチームと街がひとつになってこそ、魅力のチームです!来年は更に大きなご声援をよろしくお願いします!」

「個人的には、期限付き移籍ながらも、本当に温かく、期待して迎え入れてくださった皆さんに、自分のこれだってプレーを見せることが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、始動日から昇格決定までの日々で、こんなにもサッカーで山口が変わることってあるんだなって実感することが出来ました」

「その中心にいられなかったことが自分の実力全てですが、昔からいる感覚になった、ここ山口に来れて良かったです。1年間ありがとうございました」と心境を綴った。

プロフィールは以下のとおり

●松本 翔
(MATSUMOTO Sho)
■ポジション
MF
■出身/生年月日
神奈川県/1992年4月4日(23歳)
■身長/体重/血液型
162cm/58kg/B型
■経歴
下布田小(横浜FMプライマリー)―中野島中/白鳥中(横浜FMジュニアユース)―荏田高(横浜FMユース)―横浜FM―愛媛―横浜FM―山口

●2016年Jリーグ移籍情報

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