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Jリーグ2015ベストイレブン各選手コメント

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 Jリーグは21日、都内ホテルで「2015 Jリーグアウォーズ」を開催。ベストイレブンに輝いた選手たちが、喜びのコメントを残した。

 ベストイレブンにはGK西川周作(浦和)、DF槙野智章(浦和)、DF太田宏介(F東京)、DF森重真人(F東京)、DF塩谷司(広島)、MF金崎夢生(鹿島)、MF遠藤保仁(G大阪)、MF青山敏弘(広島)、FW大久保嘉人(川崎F)、FW宇佐美貴史(G大阪)、FWドウグラス(広島)が選ばれている。

以下、ベストイレブン各選手のコメント

■ベストイレブン(数字は受賞回数)
GK西川周作(浦和レッズ)4
――4年連続受賞の感想
「所属チームでの活躍を見てもらっているのかなと思いますし、自分一人でゴールを守るわけではないのでチームメイトにも感謝しています。僕自身、これを続けられるように来季もしっかりゴールを守っていきたいと思います」
――日本代表でも正GKにも定着しました。15年を振り返って下さい
「非常に充実したシーズンにはなりましたが、特に代表でのプレーはまだまだだと思いますし、やっとスタートラインに立てたなと思います」

DF槙野智章(浦和レッズ)2
――5年振りのベストイレブンとなりました
「個人的には前回、ベストイレブン取った10年広島時代から、ドイツに移籍して、日本に帰って来て、僕の中でいろいろな経験をしました。浦和レッズに加入して、チームの優勝に向けての新しい計画だったり、チーム内の新しい変化に対して、自分は携わって行きたいという思いで日々やってきました。今回取れたのもチームメイトもそうですが、所属クラブの監督、僕自身を育てて頂きました。個人的に思うのは、横にいる森重選手と中学時代から2人でFWという立場で頑張ってきました。ただ、今この立場でいるのは僕たち2人はDFです。それを不思議に思い、うれしく思っています」
――次の目標を教えて下さい
「僕の記憶が正しければ04年に中澤佑二選手、06年に闘莉王選手がJリーグでMVPを取りました。そこから日本代表のDFの柱として育ってきました。僕もこの賞に満足せず、JリーグMVPという賞を狙い、日本代表の柱となっていきたいと思います」

DF太田宏介(FC東京)2
――2年連続での受賞となりました
「非常にうれしく思うと同時に、本当にたくさんの人に支えられて、こういう賞を頂けてうれしいです。個人的な賞というのも、チームが優勝してこういう場に来たかったので、そこは悔しさもあります」
――今季の手応え、どういう部分が向上したと思いますか
「たくさんチャンスを作った中で、もっともっと得点に絡めたと思うので、最後の精度をもっと高めて、来年以降やっていければと思います」

DF森重真人(FC東京)3
――3年連続ベストイレブンの感想
「素直にうれしい気持ちとチームメイト、監督、スタッフすべての人に感謝したいと思っています」
――1年間主将として引っ張られて、チームの戦いぶりはいかがでしょうか
「マッシモ・フィッカデンティ監督になって2年目のシーズンでしたし、どうしてもリーグタイトルがほしかったシーズンでした。その中で最終戦、鳥栖戦でチャンピオンシップを賭けた試合で勝てなかったというのが、今年のFC東京を物語っていると思っています。その何かしら足りないものを来年探しながら、皆で考えながら16年を戦っていきたいと思います」

DF塩谷司(サンフレッチェ広島)2
――昨季は8位で初受賞、今年は最少失点で優勝。去年と今年のベストイレブンの違い
「うれしいものはうれしいなと思います」
――チームに若い選手が増えてきた中で、チーム内での役割は。
「特に意識せずに普段どおりにやれればいいかなと思っていました」

MF金崎夢生(鹿島アントラーズ)初
――Jリーグに戻ってきて初年度に個人賞をとれた感想を
「うれしいです。ありがとうございます」
――2年前からプレースタイルが変わったと思います
「勝ちたいことしか考えていなかったので、そのへんはあまりよく分からないです」
――来年に向けて抱負を
「頑張ります」

MF遠藤保仁(ガンバ大阪)12
――歴代最多の12回目のベストイレブンになります。感想があれば
「よくとってますね。はい」
――昨季MVPを取り「サッカーに年齢は関係ない」という話もしていました
「自分的には満足いくシーズンではなかったけど、その中で自分より先輩方も頑張っていますし、存在感を示している選手が多いので、そういう先輩に続きながらやっていけたらいいかなと思います」

MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)3
――昨季キャプテンを引き継いで8位、自身にもケガがありました。「今季はどういう思いでシーズンに臨みましたか
まずはチームがタイトルを取るというのに、その中で自分が何をできるか。1年を通して出続けて、チームの勝利に貢献できるような選手でありたいと思いながらやっていました」
――いろいろな逆境をはね返して、この賞があると思いますが、自分の中で支えにしてきたもの
「いつも苦しいときは逃げたくなりますが、それでも今できることをやるしかないと思って。いいときもそうですし、悪いときもそうですし、今何ができるかを常に考えるだけでなく、前に進んでこれたと思うので、それが良かったのと。母が自分が五輪落ちた時に「あなたなら大丈夫」「あなたなら頑張れる」と言ってくれたので、それが自分の心の支えとなっていると思います」

FW大久保嘉人(川崎フロンターレ)3
――3度目の得点王の気持ちは
「2回目と一緒ですね。ホッとしたというか、何回とってもうれしいので、3回目がどうとかはありません」
――4年連続取るために何をしていくのか、来年の目標を
「ゴール前でディフェンスを外さないといけないし、年々すごい(相手が)研究していると思うので、試合をしながら自分の動きを変えていきたいと思います。あとはタイトルですね。チームタイトルがほしいので、そっちも持ち帰りたいと思います」

FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)2
――全試合に出てベストイレブン。去年との違いは
「去年と同じくうれしいですし、自分の中では満足度は高くないですが、最終的にこういう賞をもらえたのは、すごくありがたいです」
――代表も含めて相当の試合数をこなしましたが、振り返ってみて
「すごく良い意味で忙しい一年だったなと思いますし、いろんなことを経験できて、いろんなことを感じることができて、来季にこの経験をつなげたいと思いますし、爆発的に成長するきっかけをもらえる1年だったかなと思います」

FWドウグラス(サンフレッチェ広島)初
――広島での一年間、どこが成長したと感じる
「監督とスタッフの言うことをしっかり聞いて理解して、チームメイトのおかげで良いシーズンだったと思う」
――転機となった試合やゴールは
「特にはありませんが、悪いときも団結して、良いときも団結して、それでこういう結果につながったと思います」

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