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次なる目標は“JリーグMVP”&“代表の柱”…意気込み示す浦和DF槙野

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 Jリーグは21日、「2015 Jリーグアウォーズ」を都内のホテルで開催した。広島に在籍した10年以来、2度目のベストイレブン選出を果たした浦和レッズDF槙野智章は、次の目標としてJリーグMVP、そして日本代表の柱になっていきたいと意気込みを示した。

 広島ユースから06年にトップチームに昇格した槙野は、10-11シーズン途中からドイツのケルンに移籍。12年に浦和に加入すると、最終ラインの主力の一人として4シーズン目を戦い抜いた。「浦和に加入して、優勝に向けての新しい計画や、チーム内の新しい変化に対して、自分は携わっていきたいという思いで日々やってきました」と浦和に加入してからの日々を振り返った。

 今回のベストイレブン選出について、「今回取れたのもチームメイトもそうですが、所属クラブの監督、僕自身を育てて頂きました」と仲間とペトロヴィッチ監督へ感謝を示す。さらに、広島ジュニアユース時代に2トップを組んでいたFC東京DF森重真人もベストイレブンに選出されたこともあり、「中学時代から2人でFWという立場で頑張ってきましたが、今僕たち2人はDFです。それを不思議に思い、うれしく思っています」と同時受賞に喜びを表した。

 04年には横浜F・マリノスDF中澤佑二が、06年には当時浦和に所属していたDF田中マルクス闘莉王(現名古屋)がJリーグMVPに輝き、日本代表として確固たる地位を築いた。だからこそ、「この賞(ベストイレブン)には満足せず、JリーグMVPという賞を狙い、日本代表の柱になっていきたいと思います」と誓い、さらなる高みを目指して歩みを進めて行く。

(取材・文 折戸岳彦)

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