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下部組織出身の京都MF原川が川崎F移籍を決断「A代表に選ばれるぐらいうまくなりたい」

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 川崎フロンターレは24日、京都サンガF.C.のU-23日本代表MF原川力が完全移籍で加入することを発表した。

 原川は京都U-18を経て12年にトップチームに昇格。14年には愛媛に期限付き移籍したが、今季復帰すると、アカデミー出身ではクラブ初となる背番号「10」を付け、J2リーグ戦29試合に出場した。原川は京都を通じて、感謝の気持ちを以下のように述べている。

「ユース時代を含めて6年間、お世話になった思い出の京都から離れて、来年から川崎フロンターレでプレーすることになりました。プロになれたのはサンガのおかげですし、サンガでプロになれたことは僕の誇りです。ユース出身者としてもっともっと大きく成長しなければならないという使命感を強く持って、結果を残していくことがサンガへの何よりもの恩返しになると思っています」

「移籍してもしなくても、どんな選手がいるとかいないとかは自分にとってあまり関係なくて、どこでプレーしようとも厳しいプロの世界に身を置いていることには変わりありません。競争はどこにいてもある中で、自分のプレースタイルを活かせる場所がフロンターレなんじゃないかと感じましたし、そこで活躍できれば、また違った景色、新たな世界が見えてくるんじゃないかと感じたことは事実です」

「石丸監督をはじめ、サンガの関係者の皆さまやファンの方々への感謝は忘れません。みんなが僕を支えてくれて、だからこそ今の自分があると思っています。僕にとって本当に大切な、かけがえのない存在である皆さまのことをこれからも胸に秘めながら、自分の夢を追いかけ続けたい。A代表に選ばれるぐらい、もっともっとうまくなりたいです。これからも応援していただけるようにがんばります。今までありがとうございました」

 以下、クラブ発表のプロフィール

●MF原川力
(はらかわ りき)
■生年月日
1993年8月18日(22歳)
■身長/体重
175cm/72kg
■出身地
山口県山口市
■経歴
京都U-18-京都-愛媛-京都
■通算出場記録
J2リーグ:71試合1得点
J3リーグ:1試合
天皇杯:5試合

●2016年Jリーグ移籍情報

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