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大宮、鮮やか逆転勝ち!名古屋は公式戦5連敗

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[4.10 J1第1ステージ第6節 名古屋1-2大宮 豊田ス]

 大宮アルディージャはアウェーで名古屋グランパスに2-1で逆転勝ちし、3月5日の柏戦(2-0)以来、4試合ぶりの白星を飾った。一方の名古屋は2連敗。ナビスコ杯を含めると、公式戦5連敗となった。

 名古屋は前半14分、MF永井謙佑が左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。大宮は同23分、FW家長昭博の左CKからこぼれ球をDF菊地光将が狙ったが、枠を捉えられなかった。

 試合は意外な形で動く。名古屋は前半26分、左CKからゴール前の競り合いでDF竹内彬が家長からファウルを受け、PKを獲得。これをFWシモビッチがゴール右上に蹴り込み、2試合ぶり今季4ゴール目となる先制点を奪った。

 1点を追う大宮は後半16分、カウンターからFWドラガン・ムルジャがドリブルでPA内右に持ち込み、右足でシュートを打ったが、ゴール右へ。それでも同27分、CKの流れから前線に残っていたDF河本裕之が家長の左クロスをヘディングで捉え、1-1の同点に追いついた。

 名古屋は後半27分、MF野田隆之介に代えて大卒ルーキーのFW和泉竜司を投入。3月23日のナビスコ杯・大宮戦(0-1)でプロデビューを果たした和泉だったが、これがJリーグデビューとなった。しかし、次の1点を取ったのは大宮だった。後半34分、途中出場のFW江坂任からPA内左でパスを受けたMF泉澤仁がドリブルで中に持ち込み、右足でシュート。GKの手を弾いてゴールネットを揺らし、決勝点を奪った。

 泉澤は待望の今季初ゴール。試合後のヒーローインタビューでは「やっとゴールできたので、アウェーだけどうれしく思っています」と喜び、「セットプレーからミスでやられたけど、みんな落ち着いてプレーできて、うまく試合を進められたと思う」と逆転勝利を振り返った。

●[J1]第1ステージ第6節 スコア速報

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