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大前&鄭大世弾も…“外弁慶”清水、昨季からリーグ戦ホーム15戦勝ちなし

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[4.17 J2第8節 清水2-2讃岐 アイスタ]

 清水エスパルスはまたもホームで勝つことが出来なかった。カマタマーレ讃岐と対戦した清水は、2-2でドロー。今季アウェーは3戦全勝の清水だが、これでホームは5戦3分2敗。昨年のJ1リーグ戦も含めると、ホーム戦は15試合勝ちがない状態となった(最後の勝利は昨年5月30日の川崎F戦)。大雨注意報が発令される中、6552人を集めたIAIスタジアム日本平のサポーターに白星を届けることは出来なかった。

 あっという間の先制劇だった。開始44秒、左サイドからチャンスメークを図る讃岐は、MF高木和正がゴール前のスペースにクロスを入れる。これに走り込んだFW仲間隼斗が後ろからDF福村貴幸に引っ掛けられて倒れるが、ボールは仲間のもも付近に当たってコースが変わる。これが見事に枠内を捕え、先制点になった。

 しかし清水は前半20分、同点ゴールを奪う。右サイドからMF村田和哉がクロスを入れると、ニアに走り込んだMF大前元紀がコースを変えて流し込む。清水にとっては今季ホーム戦、5戦目にしてようやく初得点が生まれた。

 後半に入って最初に試合を動かしたのは清水。後半9分、中央をドリブルで持ち上がったFW鄭大世が中央からDFの裏を巻くようにして左足でミドルシュートを狙う。ワンバウントしたボールはスリッピーなピッチで伸び、左ポストをかすめるようにしてゴールマウスを捕える。FWミッチェル・デュークが夫人の出産のため英国に帰国中ということもあり、今季初先発となった32歳FWが、決定力の高さを見せつけた。

 だが、清水はようやく奪った逆転弾も勝利に繋げることが出来ない。後半17分、讃岐はミドルレンジでボールを持ったFW木島徹也がワンフェイントを入れてDFのスライディングを外したあと、右足を一閃。弾丸シュートが飛ぶと、ボールは右ポストを叩いて、ゴールネットに収まった。

●[J3]第5節2日目 スコア速報

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