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浦和「法的な措置も」、差別投稿の本人と接触も約束反故で連絡取れず

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 浦和レッズは13日、SNSにおいて鹿島アントラーズに所属するMFカイオへ差別的な投稿があったとされる件について、経過を報告した。

 11日の浦和対鹿島後、この試合で活躍したカイオへ対してSNS上で差別的な発言が投稿され、その日のうちに削除されていた。カイオがSNSを通じて寛大な対応をみせるなか、クラブは事後調査を続け、今回その経過を報告した。

 クラブによると、差別的な投稿を行ったSNSのアカウントへ浦和からダイレクトメッセージを送ったところ、投稿を行った本人と見られる人物から携帯電話で連絡が入ったという。

 12日に、その人物と面談することになったものの、約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れず。携帯電話も着信拒否状態となり、クラブサイドから連絡が取れない状況になった。

 浦和は「どんな人物であろうと誠意を持って直接面談し、浦和レッズのファンであるかどうか、また投稿の意図や謝罪の気持ちがあるかどうかなどを確認しようとしておりましたが、投稿者と見られる人物の誠意ある行動が見られず、誠に残念な気持ちです」と公表。

「上記の投稿者と見られる人物の誠実さを欠く行動などから、浦和レッズとしましては、この人物をレッズのファン・サポーター、またサッカーファンとみなすことはできません。今後、法的な措置も検討していきたいと考えています」としている。

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