beacon

J1第2ステージ開幕…鋭いカウンター炸裂の神戸、クリスティアーノ移籍の甲府に3発快勝で好発進

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.2 J1第2ステージ第1節 甲府0-3神戸 中銀スタ]

 J1第2ステージが2日、開幕した。山梨中銀スタジアムでは、ヴァンフォーレ甲府ヴィッセル神戸が対戦し、3-0で神戸が勝利した。神戸は5月8日の名古屋戦以来、8試合ぶりの白星を飾った。

 今季開幕戦と同カードとなった。2月27日にノエビアスタジアム神戸で行われた第1ステージ第1節は2-0で甲府が勝利していた。リベンジしたい神戸は前半7分、自陣深くからのロングフィードでFWレアンドロが裏に抜け出し、DF土屋征夫と体を入れ替えて左足シュート。これがGK河田晃兵の股下を抜け、神戸が先制に成功した。

 神戸はこれで勢いに乗ると、再びカウンターから追加点を奪う。前半10分、GKキム・スンギュのロングパスが前線のFWペドロ・ジュニオールにつながり、PA手前で相手を引き付けてラストパス。PA中央やや右に出されたボールをレアンドロが右足でゴール右隅に流し込み、2-0とする。さらに同24分、相手のミスを見逃さなかったMF藤田直之の縦パスからレアンドロが反転スルーパス。PA中央でこれを受けたFW渡邉千真が右足でゴールネットを揺らし、リードを3点に広げた。

 第1ステージは17位だった甲府は怪我人が多いうえに、大黒柱のFWクリスティアーノが柏へ完全移籍。残留に向けて大事な初戦となったが、早々の3失点で厳しい状況に追い込まれた。佐久間悟監督は後半開始からDF津田琢磨、同9分にFW吉野峻光を入れ、攻勢を強める。同13分にはPA手前やや左でFKを獲得し、MF橋爪勇樹が直接狙ったが、GKキム・スンギュの好セーブに阻まれた。

 後半33分、神戸はゴール正面でFKを獲得。距離はあったが渡邉が直接狙ったボールはゴール右へ。甲府も同36分にPA右から橋爪が中央に入れたボールをFW田中佑昌が右足シュート。人数をかけて攻撃を仕掛けたが、1点を返すことができなかった。試合はそのまま3-0でタイムアップ。神戸が今季開幕戦のリベンジを果たした。

●[J1]第2ステージ第1節 スコア速報

TOP