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19歳三好がJ1初ゴール!!第2S好発進の川崎Fが年間1位に浮上

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[7.2 J1第2ステージ第1節 仙台0-3川崎F ユアスタ]

 第1ステージを勝ち点1差の2位で終えた川崎フロンターレは、仕切り直しとなった第2ステージ開幕戦でベガルタ仙台のホームに乗り込み、3-0で快勝した。幸先の良い白星発進で、第2ステージ首位タイに立った川崎F。この日、第1ステージ王者の鹿島がG大阪に敗れたため、年間順位でも鹿島を抜いて首位に浮上した。

 川崎Fは前半17分、左サイドをオーバーラップしたDF車屋紳太郎が中央に戻し、リオ五輪代表に選出されたMF大島僚太が逆サイドに浮き球のボールを供給。ピンポイントクロスをFW小林悠が頭で折り返し、MF大塚翔平が右足で流し込んだ。

 大塚は移籍後リーグ戦初ゴールを決めた6月25日の第1ステージ最終節・大宮戦(2-0)に続いて2戦連発となり、川崎Fがリードを奪った。さらに前半21分、小林が右サイドからグラウンダーのパスを中央に通し、FW大久保嘉人がヒールで流したボールをMF中村憲剛がゴール前にクロス。パス&ゴーで走り込んだ小林がヘディングで合わせると、GK六反勇治は弾き切れず、追加点となった。

 2点リードで折り返した後半も川崎Fのペースで試合は進む。後半3分、中村の縦パスをMFエドゥアルド・ネットがワンタッチでゴール前にラストパス。フリーの大久保が左足で合わせたが、六反が左足1本でセーブした。同16分には中村が直接FKを狙うが、クロスバーの上へ。同24分、中村の右CKに合わせたDF谷口彰悟のヘディングシュートも六反の好セーブに阻まれた。

 押し込みながら3点目の遠かった川崎Fだが、後半42分、途中出場のMF三好康児が右サイドからドリブルで中に切れ込み、左足を一閃。DFの股間を抜けたシュートは鋭くニアサイドに突き刺さり、3-0と勝利を決定づけた。昨季、JリーグU-22選抜の一員としてJ3で1得点を決めていた三好だが、プロ2年目で待望のJ1初ゴール。生え抜きの19歳がダメ押しゴールを奪った。

 3-0で快勝した川崎Fは第2ステージも好スタート。第1節終了時点で首位タイに立つと、年間勝ち点も「41」にまで伸ばし、同39の鹿島を抜いて首位に浮上した。

●[J1]第2ステージ第1節 スコア速報

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