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清水が4発完勝で8戦負けなし! 2ゴールの19歳北川「気持ちで押し込みました」

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[7.10 J2第22節 清水4-0熊本 アイスタ]

 清水エスパルスロアッソ熊本を4-0で下した。これで清水は8試合負けなし(5勝3分)とした。対する熊本は3連敗となってしまった。

 序盤から主導権を握る清水が前半27分に先制に成功する。高い位置でボールを奪った清水はFW鄭大世がMF白崎凌兵に縦パスを送り、鮮やかなターンで前を向いた白崎が右足でゴール左隅に流し込み、1-0。白崎の3試合連続ゴールで先制すると、同40分には左クロスから鄭大世がDF薗田淳に倒され、PKを獲得。これを鄭大世自らゴール右隅に冷静に決め、2-0とした。

 6月26日から2週間で5試合をこなしている熊本は、連戦の疲れからか思うようにチャンスを作ることができない。前線でFWアンデルソンが脅威となるも、個人技から放ったシュートはGK杉山力裕に止められてしまい、前半で点差を縮めることができなかった。

 後半も清水が試合を優勢に進める。同14分にはFW北川航也を投入すると、その北川が直後の15分に放った右足シュートはクロスバーを叩いたが、同19分に追加点を挙げる。鄭大世が右サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ北川が滑り込んだ左足に当てて、3-0とリードを広げた。

 熊本は後半30分にMF高柳一誠との交代でFW巻誠一郎がピッチに入ると、前線からボールを追いかけるなど、チームメイトを鼓舞。しかし、清水は同36分、MF村田和哉が右サイドが折り返したボールをフリーの北川が滑り込みながら右足で押し込み、4-0と試合を決定づけた。

 試合後のヒーローインタビューで北川は「(直前に決定機を外し、)それでは帰れないと思っていた。気持ちで押し込みました。3点目取れたと思うので、まだまだ満足せず、次にハットトリック取れるように練習していきたい。後期一発目をいい形で終えられたと思うので、このまま連勝していきたい」と19歳FWは冷静に淡々と語っていた。

●[J2]第22節2日目 スコア速報

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