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川崎Fは今季最多5失点でホーム2敗目、柏D・オリヴェイラのハットに沈む

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[8.27 J1第2ステージ第10節 川崎F2-5柏 等々力]

 首位の川崎フロンターレはホームで柏レイソルに2-5で敗れ、2試合ぶりの黒星を喫した。1試合5失点は今季ワースト。6連勝中だったホームで4月24日の浦和戦(0-1)以来、8試合ぶりとなる今季2敗目を喫した。ただ、2位浦和も敗れたため、年間勝ち点1位および第2ステージ首位の座は守っている。

 試合はいきなり動いた。前半4分、柏はFWクリスティアーノの左CKにFWディエゴ・オリヴェイラが頭で合わせると、目の前のDF谷口彰悟に当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。運も味方につけ、先制に成功した柏はその1分後にも追加点。クリスティアーノが敵陣PA付近でDFエウシーニョにプレッシャーをかけ、ボールがこぼれたところをMF中川寛斗が拾ってPA内へ。マイナスのクロスをディエゴ・オリヴェイラが左足で流し込んだ。

 川崎Fも前半17分、エウシーニョの右クロスにMF森谷賢太郎が右足ダイレクトで合わせ、1点を返すが、柏がセットプレーから立て続けに加点する。前半29分、後方からのクリスティアーノのFKに合わせたディエゴ・オリヴェイラのヘディングシュートはクロスバーに当たったが、跳ね返りをDF茨田陽生が押し込み、3-1。同32分には再びクリスティアーノの右CKにディエゴ・オリヴェイラが頭で合わせ、4-1と突き放した。

 ディエゴ・オリヴェイラの来日初ハットトリックで大量リードを奪った柏。後半は川崎Fの反撃を受けるも、落ち着いて跳ね返し、後半30分にはカウンターから途中出場のMF武富孝介のスルーパスに走り込んだ中川が右足アウトで流し込み、5-1と勝利を決定づけた。

 川崎Fは後半37分、MF中野嘉大の左クロスにFW小林悠が頭で合わせると、GKが弾いたこぼれ球をFW三好康児が押し込んだ。意地のゴールで2-5と追い上げるも反撃はここまで。今季最多の5ゴールを奪って2連勝を飾った柏が第2ステージ6位に浮上し、首位・川崎Fとの勝ち点差を「3」に縮めている。

●[J1]第2ステージ第10節2日目 スコア速報

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