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G大阪年間4位、第2Sは3位に浮上!甲府は降格圏と4差に

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[9.10 J1第2ステージ第11節 G大阪2-1甲府 吹田S]

 ガンバ大阪はホームでヴァンフォーレ甲府に2-1で勝利した。連勝で第2ステージの勝ち点を23としたG大阪は3位に浮上。年間勝ち点も47に伸ばし、広島をかわして4位に浮上した。

 先制は甲府だった。前半5分、ワンタッチでパスをつなぐと、G大阪のミスからFWドゥドゥが左サイドで裏を取る。マイナスにクロスを入れると、走り込んだFW田中佑昌が右足で流し込んで、試合を動かした。

 しかしG大阪は即座に反撃する。前半8分、左サイドで得たFKをMF遠藤保仁が蹴ると、ニアに走り込んだFW長沢駿が頭で合わせる。8月度の月間MVP候補にもノミネートされる絶好調男が試合を振り出しに戻した。

 試合は均衡を保ったまま、後半戦に突入。G大阪は後半18分にCKからチャンスを作ると、DF金正也が強烈シュート。しかしクロスバーに嫌われるなど、勝ち越し点を奪えない。

 しかし攻勢を続けると、迎えた後半35分、エリア内に入ったMF倉田秋が突破を試みると、こぼれ球がMF大森晃太郎に渡る。そして大森の粘りから再び倉田にボールが入ると、右足で確実に流し込んだ。「みんなの気持ちがあのゴールに繋がったと思っている」。背番号11は連勝に導くゴールを素直に喜んだ。

 残留争いの中にある甲府は、4戦ぶりの敗戦。降格圏の名古屋が勝利したことで、勝ち点差は4に縮まった。「残念な負け方ですけど、引きずっても仕方がない」と話した佐久間悟監督は、「次はホームで出来るので、残り6試合、何が何でも勝ち点3が取れるような戦い方がしたい」と必死に顔を上げた。


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