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J1昇格POへ追い風! エース柿谷が5か月ぶり復帰のC大阪が5戦ぶり白星飾る

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[11.6 J2第40節 C大阪1-0愛媛 金鳥スタ]

 J2リーグは6日、第40節を行った。セレッソ大阪はホームで愛媛FCと対戦し、1-0で勝利した。

 2位松本が勝利したため、自動昇格はなくなり、2年連続のJ1昇格プレーオフ出場が決まったC大阪は、FW柿谷曜一朗がベンチ入りを果たした。柿谷は、6月8日に行われたJ2第17節の長崎戦で負傷し、右足関節靭帯損傷で全治4週間と診断されていたが、損傷箇所の違和感がとれなかったため、8月2日に手術を実施。全治は3か月と診断されていた。

 エースの実践復帰が近づくC大阪は、立ち上がりからFW杉本健勇がドリブルシュートを放つなど、主導権を握る。前半11分、スルーパスで抜け出したMF清原翔平がPA右に侵入し、2度の切り返しから右足シュートを放つ。これはGK児玉剛に止められ、MFソウザがこぼれ球に詰めるも相手DFのブロックに阻まれた。

 すると、C大阪にアクシデント発生。前半28分にDF茂庭照幸がFW瀬沼優司とのマッチアップで負傷し、MF山村和也との交代を余儀なくされた。それでも攻撃の手を緩めないC大阪は、同35分に鮮やかなダイレクトパスから最後は清原がPA手前から左足を振り抜く。これは枠を捉えていたが、GK児島に弾き出され、前半をスコアレスで折り返した。

 後半の入りは愛媛の方が良かったが、C大阪が後半11分にFW澤上竜二を下げて、DF酒本憲幸を投入すると、流れを徐々に引き戻す。同12分、DF田中裕介がPA→にスルーパスを送り、酒本が右足シュートを放つも枠の右に外れる。それでも同13分、最終ラインでパスを回す愛媛のMF藤田息吹が足を滑らせ、ボールロスト。これを見逃さなかった杉本が難なく右足でゴールに流し込み、スコアを1-0と動かした。

 そして迎えた後半36分、清原に代えて柿谷を投入。背番号8が約5か月ぶりにピッチに戻ってきた。その後も攻撃の手を緩めなかったC大阪は、追加点こそなかったが、1-0で逃げ切り、10月8日の第35節・岐阜戦以来、5試合ぶりの白星を飾った。


●[J2]第40節 スコア速報

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