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FW矢島卓郎が現役引退表明…32歳の決断「これからはサッカーに恩返し」

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現役引退を表明したFW矢島卓郎

 京都サンガF.C.は11日、FW矢島卓郎(32)の現役引退を発表した。

 滋賀県出身の矢島は、膳所高、早稲田大を経て、2006年に清水エスパルスに入団。09年に大学時代に特別指定選手として過ごした川崎フロンターレに移籍。11年と12年には2年連続でリーグ戦7得点を挙げた。

 14年に横浜FMに移籍。そして今季よりJ2の京都に移籍した。J1通算成績は176試合38得点。J2は特別指定選手時代も含め、13試合1得点だった。

 矢島はクラブを通じ、次のようなコメントを残している。

「今シーズン限りで現役を引退することにしました。在籍させていただいた全てのチームで、本当にたくさんの人にお世話になりました。監督、コーチ、チームメイト、現場だけではなく裏でチームを支えてくれている関係者の方々に恵まれ、どのチームでも素晴らしいサポーターの後押しをいただきプレーさせていただけたこと、本当に感謝しています。

 怪我が多かった僕にすごく長い時間を割き、共に苦労していただいた各チームのメディカルスタッフの皆さん、手のかかる選手ですみませんでした。本当にありがとうございました。また、1番近くで支え続けてくれた妻、いつも僕に元気をくれる娘、息子、サッカーを続けさせてくれた両親にも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。

 これからは選手とは違う立場で、自分を育ててくれたサッカー、そしてお世話になった人達に恩返しができるように努力していきます。プロサッカー選手として11年間、ありがとうございました」

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