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環境を言い訳にしない横浜FM松原健「練習場を転々とするからチームが弱くなるわけじゃない」

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横浜FMに加入したDF松原健の背番号は馴染み深い27番に決まった

 背番号は馴染み深い27番に決まった。新潟から完全移籍で横浜F・マリノスに加入したDF松原健は「サッカー選手として上手くなりたい気持ちがあった。歴史あるクラブからオファーを受けて、すごくうれしかった。サッカー人生は一度きり。挑戦してみようと思った」と、移籍を決意した理由を語った。

 13年までプレーした大分でも、期限付き移籍を含めて昨季まで所属していた新潟でも背番号は27。「初めて大分の2種登録になったときが27番で、それからずっと『27』。もちろん、こだわりがないわけではないけど、その後もたまたま『27』が空いていただけで、『空いているなら27番でお願いします』というぐらい」。プロ7年目、3クラブ目でも変わらず「27」を背負って右サイドを疾走する。

 横浜FMは昨季、それまでクラブハウスや練習場のあったマリノスタウンが閉鎖。練習環境の問題などが露出し、今オフには主力の大量流出にも見舞われた。しかし、松原は「そういうことは特に気にしていない」と一蹴。「練習場を転々とするからチームが弱くなるわけじゃない。自分たちがチームを強くする意識を持てば気にならないと思う」と意に介さなかった。

(取材・文 西山紘平)

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