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レオナルドが明かす鹿島アントラーズ移籍の舞台裏「ジーコのオファーを断れなかった」

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 元ブラジル代表で、ミランでプレーした経験を持つレオナルド氏が、イタリア紙『メッサッジェーロ・ベネト』のインタビューで、鹿島アントラーズ加入を決めた当時の舞台裏について明かした。

 レオナルドが日本行きを決めたのは、元日本代表監督のジーコの存在だった。「最初は彼のファンだった。それから同僚になり、友人になった。僕は恵まれている」と、先輩のジーコを敬愛する。

 レオナルドは1993年、サンパウロのメンバーとして、インターコンチネンタルカップのために来日中、ジーコから鹿島入りを直接打診された。

「サンパウロに所属していた1993年、インターコンチネンタルカップでミランに勝って優勝した。その時、ホテルでジーコに会ってこの話を聞いた。当時、日本へ移籍していたのは、カレカ、(ギャリー)リネカー、(ピエール)リトバルスキーなど、キャリアを終えた選手たちばかりで、僕はまだ若かった」

 当時、日本にいた外国人選手は一線を退いた選手ばかりで、まだ若かったレオナルドは突然のオファーに驚いた。それでも尊敬するジーコから再アタックを受けると、断ることはできなかった。

「その2か月後に再び連絡をもらったときは、断ることができなかった。オファーの金銭的な面も魅力的だったことは認めるよ。あれから時が経ち、正しい選択だったと思う。それがきっかけで、知らない国や異文化に対して、学ぼうという姿勢が生まれたんだ」

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