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劇的AT弾の千葉DF近藤、勝ち点1に安堵も「自滅した時間帯もあった」

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後半アディショナルタイムに同点ゴールを決めたジェフユナイテッド千葉DF近藤直也

[4.1 J2第6節 千葉2-2京都 フクアリ]

 絶体絶命の危機をキャプテンの一撃が救った。前半8分にMF清武功暉のゴールで幸先良く先制したジェフユナイテッド千葉だったが、同24分と後半15分に失点して京都に逆転を許してしまう。すると試合終盤、最終ラインからDF近藤直也が前線まで上がっていき、パワープレーに打って出た。

「最後は追い付かないといけない状況だった。(フアン・エスナイデル)監督の指示で上がっていったが、どこかでチャンスが来ると思っていた」。その言葉どおり、後半アディショナルタイムに好機が巡ってくる。左サイドでボールを受けたMFホルヘ・サリーナスがアーリークロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ近藤が飛び上がる。DF本多勇喜より頭一つ抜け出すと、打点の高いヘディングシュートを突き刺して、値千金の同点ゴールを奪った。

「ゴールは見たとおりです。うまく崩したというよりも、ねじ込んだようなゴール。結果としては満足はしていませんが、あれで点を取れて勝ち点1を拾えたのは大きかったと思う」

 序盤から主導権を握りながらも、連係ミスから同点に追い付かれてしまったこともあり、「ほぼ自滅のような形。1失点目はオフサイドだと思って、一回止まってしまうというようなこともあった」と反省を口にする。そして、「自分たちがやりたいサッカーができる時間帯があり、自滅した時間帯もあった」と振り返ると、「自分たちの時間帯を増やせるように練習からやっていきたい」と前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
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