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PK失敗も…イバがハット達成!横浜FCが熊本に逆転勝利で暫定首位に浮上

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[4.29 J2第10節 熊本1-4横浜FC えがおS]

 J2リーグは29日、第10節を行った。えがお健康スタジアムでは、ロアッソ熊本横浜FCが対戦し、4-1で横浜FCが逆転勝利。2連勝で暫定首位に浮上した。

 試合は熊本が前半14分にスコアを動かす。プロデビュー戦をスタメンで飾ったGK野村政孝のゴールキックからFWグスタボがスルーパス。これに反応したMF嶋田慎太郎がPA左から放った左足シュートはGK高丘陽平に止められたが、ゴール前に転がったこぼれ球をFW平繁龍一が右足で押し込み、1-0と幸先よく先制した。

 対する横浜FCは前半23分にDF藤井悠太がDF小宮山尊信の交代を余儀なくされたが、26分に右クロスからFWイバが競り合ってこぼれたボールをMF野村直輝が左足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻す。これで流れは完全に横浜FCに傾き、36分には野村がPA右から上げたクロスをイバがヘディングシュートを叩き込み、2-1と一気に逆転した。

 攻撃の勢いが止まらない横浜FCは前半41分、MF永田拓也の横パスをイバが左足ダイレクトシュート。ペナルティーアーク手前から放たれた低い弾道のコントロールショットがゴール左隅に吸い込まれ、前半を3-1で終える。後半3分には小宮山のクロスからDF植田龍仁朗のハンドを誘発し、PKを獲得。キッカーのイバが豪快に左足を振り抜いたが、力が入りすぎたのかクロスバーを叩いた。

 前半のうちに逆転を許した熊本は後半22分、カウンターからグスタボがドリブルでボールを運び、相手のタックルでこぼれたボールを嶋田が回収して左足シュートもGK高丘のファインセーブに阻まれる。すると、守護神の活躍に横浜FCの攻撃陣が応える。26分、右サイド深くからMFジョン・チュングンが低いクロスを入れ、イバが飛び出したGKよりも一瞬早く左足で触って、ハットトリック達成。横浜FCが4-1と突き放した。

 失点前にFW巻誠一郎を投入していた熊本は、後半30分にFW齋藤恵太とFWモルベッキを入れ、得点を取りに行く。しかし、モルベッキが個人技でスタジアムを沸かせる場面を作るも得点につながらず、1-4のまま試合は終了。熊本の連勝は2でストップし、3試合ぶりの黒星を喫した。


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