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世代交代印象付ける…遠藤保仁、19年ぶりベンチで試合を終える

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18歳堂安律のゴールによって勝利したG大阪だが、37歳遠藤保仁の出場はなかった

[4.30 J1第9節 横浜FM0-1G大阪 日産ス]

 ベンチスタートだったガンバ大阪のMF遠藤保仁は、出番がないまま試合終了のホイッスルを聞いた。

 転換期を迎えているということか。長年、G大阪の象徴だった背番号7が最後までピッチに立つことはなかった。遠藤がリーグ戦のベンチ入りした試合で出場しないまま終えたのは、横浜フリューゲルス時代の1998年4月25日の市原(現千葉)戦以来、19年ぶりとなった。

 今季も開幕から先発出場を続けていた遠藤だが、前節4月21日の大宮戦で今季初のベンチスタート。同25日のACLアデレード・U戦では先発復帰したが、痛恨のPK失敗と結果を残すことが出来なかった。そして迎えた30日の横浜FM戦。ベンチ裏でウォームアップを繰り返す37歳のベテランに最後まで出番が回ってくることはなかった。

 世代交代を印象付けるかのように、G大阪は18歳MF堂安律の公式戦3戦連続ゴールによって、横浜FMに1-0で勝利した。「もともと力のある選手。あそこのポジションにいることが重要。こういうゲームで決めることが自信になる」と堂安を評価した遠藤。自身については「特に(身体に)悪いところはない。次の試合に向けてしっかり準備したい」と前向きに話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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