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福岡が上位対決制し3連勝で2位浮上、湘南はチャンス生かせず首位から3位に後退

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[5.17 J2第14節 湘南0-3福岡 BMWス]

 首位湘南ベルマーレと3位アビスパ福岡の上位対決はアウェーの福岡が3-0で快勝し、3試合連続の完封勝利で今季2度目の3連勝を飾った。勝ち点27で湘南に並んだ福岡は得失点差で逆転し、2位に浮上。湘南は首位から3位に後退した。

 序盤からホームの湘南が果敢に攻め込んだ。前半7分、MF秋野央樹の縦パスをMF石川俊輝がワンタッチで落とし、MF菊地俊介が左足を振り抜くもゴール右へ。同25分には秋野の左FKからこぼれ球を菊地が狙ったが、クロスバーを越えた。

 前半27分、菊地の右クロスに合わせた石川のシュートもGK杉山力裕が至近距離でセーブ。同30分にはFW山田直輝からの浮き球のパスに反応したDF岡本拓也が右足ボレーを放ったが、枠を捉えられず、相次ぐ決定機を生かせなかった。

 すると前半終了間際のアディショナルタイム4分、福岡はPA手前、ゴールまで約30mの位置でFKを獲得。キッカーのMF駒野友一がふわりと入れたボールに走り込んだMFジウシーニョがヘディングで押し込み、ワンチャンスを生かして先制に成功した。

 前半を1点リードで折り返した福岡は後半13分、MF三門雄大の豪快な右足ミドルが決まって2-0。少ないチャンスを確実に得点につなげ、リードを広げた。後半26分には左クロスからジウシーニョがヘディングシュート。これはGK秋元陽太の好守に阻まれたが、後半42分、駒野の右クロスに途中出場のFW城後寿が頭で合わせ、ダメ押しの3点目を奪った。

 4試合連続無失点中だった湘南だが、今季ワーストタイの3失点で零封負け。5試合ぶり今季3敗目を喫し、首位からも陥落した。代わって首位に立ったのは勝ち点を28に伸ばした横浜FC。福岡と湘南が勝ち点27でそれぞれ2位、3位につけている。

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