元市船エース永藤の“自己完結”弾に瀬沼の土壇場AT弾!!山形が劇的勝利でクラブタイ記録達成
[5.21 J2第15節 山形3-2山口 NDスタ]
モンテディオ山形がホームでレノファ山口FCに3-2で勝利した。2度先行して追いつかれる展開の中、後半アディショナルタイム3分にMF瀬沼優司がヘディングで決勝ゴールを奪取。今季2度目の連勝を飾り、クラブタイ記録となるホーム10試合負けなし(6勝4分)を達成した。
山形は前節の松本戦(1-0)から先発1人を変更。負傷したMF荒堀謙次に代わり、MF瀬川和樹が4試合ぶりにスタメン起用された。また、サブには3月の右足関節捻挫から復帰したDF宇佐美宏和が今季初めてベンチ入りし、同じく4月に右足関節捻挫で離脱したFW鈴木雄斗も戦列復帰。前節に7試合ぶりのゴールを挙げたFW阪野豊史が1トップに入る3-4-2-1で、今季2度目の連勝を目指した。
対する山口は前節の群馬戦(1-2)からのスタメン変更はなし。2007年に山形でプロキャリアをスタートさせたMF佐藤健太郎がボランチを務める4-2-3-1で臨んだ。
序盤は山口が前線からの連動したプレスで山形の行く手を遮り、奪ったボールを丁寧につないで攻め込む展開。山口の網をかい潜りたい山形は、最前線の阪野が裏へ抜ける動きを何度か見せるが、パスの出し手と呼吸が合わず、スムーズに敵陣へボールを運べない。
それでも徐々に阪野へパスが入るようになると、前半27分にDF高木利弥からのロングパスにPA内の阪野が反応。1度はGK山田元気にキャッチされるも、こぼれたボールをゴールエリア右から右足で押し込もうとする。しかし、シュートはゴール右外のサイドネットを直撃した。
前半34分には相手のクリアボールにMF風間宏希が走り込み、PA手前中央から右足で強烈なダイレクトシュート。ブロックに行ったMF高柳一誠をかすめてクロスバーに当たるが、これで右CKを獲得する。同36分にキッカーの瀬川が左足でクロスを送ると、瀬沼がマークを引き付けて空けたニアのスペースに阪野が飛び込み、ゴール右へ豪快に頭で押し込んだ。阪野は2試合連続となる今季4得点目。前半は山形が1-0で折り返した。
1点ビハインドの山口は後半開始から高柳に代え、MF池上丈二を投入。すると、その池上は後半6分、PA内左でMF小塚和季のラストパスに走り込み、右足でシュートを放つ。惜しくも右ポストに嫌われたが、FW和田昌士が右足で流し込み、同点ゴールをマーク。横浜FMから期限付き移籍で今季加入した和田にとっては、これがプロ初得点となった。
山形は1-1と同点に追いつかれた後も攻勢をかける。後半10分にはPA手前左のMF汰木康也が鋭いターンから中央に切れ込み、右足を振り抜く。しかし、グラウンダーのシュートは左ポストを直撃し、勝ち越しとはならず。
昨季J2第40節の長崎戦(1-0)から、ホームでは9試合連続無敗の山形。後半22分、MF山田拓巳に代え、その長崎戦でプロ初ゴールを挙げた永藤を投入する。そして同24分、敵陣中央で起点を作った汰木が左横の永藤にパス。トラップ直後にDFパク・チャニョンにカットされるも、流れたボールを左サイドの瀬川がグラウンダーで折り返す。ニアに走り込んだ永藤が滑りながら右足でゴール左へ押し込み、再びリードを奪った。永藤はこれが今季初得点。元市立船橋高10番のプロ2年目のストライカーが、昨季に自身のゴールで始まったホーム無敗記録を自ら伸ばしに行く。
後半44分に山口のCKから、FW大石治寿にJ2初得点となる同点ヘッドを決められた山形だったが、終盤にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム3分、敵陣左寄りの位置でFKを獲得し、キッカーの瀬川が左足で鋭く曲がるクロスを供給。ファーから中央へ飛び込んだ瀬沼がドンピシャのヘディングをゴール左に突き刺すと、そのまま3-2でタイムアップを迎えた。
山形は今季2度目の連勝を飾るとともに、クラブタイ記録のホーム10試合無敗(6勝4分)を達成。一方、敗れた山口は2試合連続の複数失点で2連敗となった。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第15節 スコア速報
モンテディオ山形がホームでレノファ山口FCに3-2で勝利した。2度先行して追いつかれる展開の中、後半アディショナルタイム3分にMF瀬沼優司がヘディングで決勝ゴールを奪取。今季2度目の連勝を飾り、クラブタイ記録となるホーム10試合負けなし(6勝4分)を達成した。
山形は前節の松本戦(1-0)から先発1人を変更。負傷したMF荒堀謙次に代わり、MF瀬川和樹が4試合ぶりにスタメン起用された。また、サブには3月の右足関節捻挫から復帰したDF宇佐美宏和が今季初めてベンチ入りし、同じく4月に右足関節捻挫で離脱したFW鈴木雄斗も戦列復帰。前節に7試合ぶりのゴールを挙げたFW阪野豊史が1トップに入る3-4-2-1で、今季2度目の連勝を目指した。
対する山口は前節の群馬戦(1-2)からのスタメン変更はなし。2007年に山形でプロキャリアをスタートさせたMF佐藤健太郎がボランチを務める4-2-3-1で臨んだ。
序盤は山口が前線からの連動したプレスで山形の行く手を遮り、奪ったボールを丁寧につないで攻め込む展開。山口の網をかい潜りたい山形は、最前線の阪野が裏へ抜ける動きを何度か見せるが、パスの出し手と呼吸が合わず、スムーズに敵陣へボールを運べない。
それでも徐々に阪野へパスが入るようになると、前半27分にDF高木利弥からのロングパスにPA内の阪野が反応。1度はGK山田元気にキャッチされるも、こぼれたボールをゴールエリア右から右足で押し込もうとする。しかし、シュートはゴール右外のサイドネットを直撃した。
前半34分には相手のクリアボールにMF風間宏希が走り込み、PA手前中央から右足で強烈なダイレクトシュート。ブロックに行ったMF高柳一誠をかすめてクロスバーに当たるが、これで右CKを獲得する。同36分にキッカーの瀬川が左足でクロスを送ると、瀬沼がマークを引き付けて空けたニアのスペースに阪野が飛び込み、ゴール右へ豪快に頭で押し込んだ。阪野は2試合連続となる今季4得点目。前半は山形が1-0で折り返した。
1点ビハインドの山口は後半開始から高柳に代え、MF池上丈二を投入。すると、その池上は後半6分、PA内左でMF小塚和季のラストパスに走り込み、右足でシュートを放つ。惜しくも右ポストに嫌われたが、FW和田昌士が右足で流し込み、同点ゴールをマーク。横浜FMから期限付き移籍で今季加入した和田にとっては、これがプロ初得点となった。
山形は1-1と同点に追いつかれた後も攻勢をかける。後半10分にはPA手前左のMF汰木康也が鋭いターンから中央に切れ込み、右足を振り抜く。しかし、グラウンダーのシュートは左ポストを直撃し、勝ち越しとはならず。
昨季J2第40節の長崎戦(1-0)から、ホームでは9試合連続無敗の山形。後半22分、MF山田拓巳に代え、その長崎戦でプロ初ゴールを挙げた永藤を投入する。そして同24分、敵陣中央で起点を作った汰木が左横の永藤にパス。トラップ直後にDFパク・チャニョンにカットされるも、流れたボールを左サイドの瀬川がグラウンダーで折り返す。ニアに走り込んだ永藤が滑りながら右足でゴール左へ押し込み、再びリードを奪った。永藤はこれが今季初得点。元市立船橋高10番のプロ2年目のストライカーが、昨季に自身のゴールで始まったホーム無敗記録を自ら伸ばしに行く。
後半44分に山口のCKから、FW大石治寿にJ2初得点となる同点ヘッドを決められた山形だったが、終盤にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム3分、敵陣左寄りの位置でFKを獲得し、キッカーの瀬川が左足で鋭く曲がるクロスを供給。ファーから中央へ飛び込んだ瀬沼がドンピシャのヘディングをゴール左に突き刺すと、そのまま3-2でタイムアップを迎えた。
山形は今季2度目の連勝を飾るとともに、クラブタイ記録のホーム10試合無敗(6勝4分)を達成。一方、敗れた山口は2試合連続の複数失点で2連敗となった。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第15節 スコア速報