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Jリーグがドコモとパートナーシップ契約、GLTやVARなど判定にもNTTの技術導入へ

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Jリーグと株式会社NTTドコモがトップパートナーシップ契約を締結した

 Jリーグは30日、株式会社NTTドコモとトップパートナーシップ契約を締結することを発表し、都内のJFAハウスで共同記者会見を行った。契約期間は17年7月から19年12月まで。

 16年7月にJリーグ、DAZN、NTTグループによるスタジアム・ホームタウンのICT化を目的とした「スマートスタジアム事業」が発足。NACK5スタジアム大宮を先行ケースとして、ユアテックスタジアム仙台、県立カシマサッカースタジアムのスマート化を推進しているが、この協業契約が昇華する形となった。

 あわせて、JリーグはNTTグループとオフィシャルテクノロジーパートナー契約を締結したことも発表した。会見に出席したJリーグチェアマンの村井満氏は「スマートスタジアム構想だけではなく、一括してJリーグが開発したデジタルプラットホームを54クラブが使うような、統合型プラットホーム構築を準備している。NTTドコモグループのノウハウが必要」と、契約締結の理由を説明した。

 NTTグループが持つAR、VRをはじめとする最新技術を活用し、スタジアムに新しいエンターテイメントを提供することも視野に入れている。村井チェアマンは「レフリーの判定ではゴールラインテクノロジー(GLT)、ビデオアシスタントレフリー(VAR)など、競技面においてもテクノロシジーが導入されている」と、今後は競技面にもNTTグループの技術を導入していく構想を明かした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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