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清武がレオナルドの“伝説プレー”再現?千葉は大分に4発快勝で今季初の連勝

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3ゴールに絡んだFW清武功暉

[7.1 J2第21節 千葉4-1大分 フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉がホームで大分トリニータに4-1で快勝した。リーグ戦の折り返し地点でようやく今季初の連勝を達成。敗れた大分は連勝が2でストップした。

 千葉は前節の岐阜戦(6-4)からスタメン3人を変更。FWラリベイが7試合ぶり、MF高橋壱晟とFW船山貴之が2試合ぶりに先発復帰した。対する大分は前節の群馬戦(4-0)と同じ先発メンバーで臨んだ。

 相手にボールを持たせてカウンターを狙う大分に対し、千葉は多くの時間を敵陣でプレー。ラリベイのポストワークや高橋の狙いどころの良いパスからチャンスを作ると、前半33分にスコアを動かした。

 左サイドのMF町田也真人からゴール前に走るラリベイへのパスは、飛び出したGK上福元直人に弾かれるも、こぼれ球にFW清武功暉が反応。清武は右足のインステップ、太ももでコントロールすると、さらにふわりとボールを浮かせ、寄せてきたMF鈴木惇をかわす。PA内中央から左足で打ったシュートはGK上福元に止められるが、ファーのFW船山貴之がこぼれ球を右足で押し込んだ。

 1995年に当時鹿島のレオナルド氏が決めた、リフティングからの伝説的なゴールを彷彿とさせるシュートを見せた清武。ネットは揺らせなかったものの、自身の芸術的なプレーが先制ゴールを呼び込んだ。

 後半3分には、その清武が自ら追加点を奪う。DF乾貴哉が左サイドを強引に突破し、ゴールライン際から左足でクロス。GK上福元を越えたボールをファーの清武が右足で蹴り込み、リードを2点に広げた。

 本拠地フクアリで今季4勝5分と負けがない千葉。後半20分には左CKからキッカーの清武が右足で鋭いクロスを送り、ニアのラリベイが頭でゴール左に決めて3-0とする。

 大分は後半28分、途中出場のMF松本怜が相手DFとGKの間に速いクロスを入れ、ファーのFW後藤優介が右足で決めて1点を返す。だが、ホームの千葉は流れを渡さない。

 後半35分、町田が敵陣でボールを奪い、すぐさまラリベイにラストパス。フリーで受けたラリベイはPA内中央に持ち込み、飛び出したGK上福元の上を越す左足のふわりとしたシュートでこの日2点目をマークした。

 4-1とした千葉は後半38分に2種登録の17歳FW古川大悟を投入。下部組織の有望株をJリーグデビューさせると、そのままのスコアで逃げ切り、今季初の連勝を飾った。

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