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セビージャ撃破の“ノッてる男たち”が躍動!!鹿島が後半3発で甲府の5バック攻略

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追加点を挙げたFW鈴木優磨

[7.29 J1第19節 鹿島3-0甲府 カシマ]

 2位鹿島アントラーズが本拠地で15位ヴァンフォーレ甲府を3-0で下した。リーグ戦中断明けの一戦を制した鹿島は7試合負けなし(6勝1分)。敗れた甲府は2連敗で10戦未勝利(4分6敗)となった。

 鹿島は5バック気味に構える甲府の守備に苦しみ、前半こそスコアレスで折り返したが、後半に訪れたチャンスを逃さなかった。ハーフタイム明けの後半1分、MF三竿健斗のくさびを受けたFW金崎夢生が近くのMFレアンドロに預け、鋭い動き出しでリターンパスをもらう。マークを振り切ってPA内左に持ち込み、左足で確実にネットを揺らした。

 金崎の今季6得点目で均衡を破ると、後半17分には追加点をゲット。同12分に投入されていたFW鈴木優磨が浮き球のパスを送り、受けた金崎がPA内左からクロスを送る。PA内中央に走り込んだ鈴木がジャンプしながら右足で合わせ、ゴール左に決めた。

 鈴木は得点後、お馴染みの“クリロナポーズ”。2ゴールを挙げた22日の親善試合・セビージャ戦(2-0)に続く一撃でチームのムードをさらに高める。後半31分には、同じくセビージャ撃破に貢献したMF安部裕葵を投入。すると同45分にとどめの3点目が生まれた。

 レアンドロがMF中村充孝とのパス交換から裏のスペースにボールを流し込み、安部がPA内中央にフリーで抜け出す。セビージャ戦で先制点をアシストしていた18歳ルーキーは飛び出したGK岡大生を難なくかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 安部は今季出場3試合目にして、これが記念すべきJリーグ初得点。セビージャ戦で活躍した鈴木、安部のゴールでリードを広げた鹿島はそのままタイムアップを迎え、3-0の完封勝利を飾った。

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