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福田が先制弾!華麗なパス回しから原川が追加点!鳥栖が粘る清水から逃げ切り今季初の2連勝

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先制点を決めたMF福田晃斗

[8.5 J1第20節 鳥栖2-1清水 ベアスタ]

 サガン鳥栖はホームに清水エスパルスを迎え、2-1で逃げ切った。これで鳥栖は今季初の2連勝。一方の清水は3試合ぶりの黒星となった。

 試合は開始早々に動いた。鳥栖は前半6分、左サイドの深い位置でFKを獲得。キッカーのMF原川力がゴール前に入れず、PA左角あたりのDF吉田豊につなぎ、横パスをペナルティーアーク内で受けたMF福田晃斗がトラップから右足を振り抜く。相手に当たってコースが変わったがゴール左隅を捉え、先制のゴールネットを揺らした。

 さらに鳥栖は前半20分、左サイドで吉田、FW田川亨介とつないでFWビクトル・イバルボがくさびのパスを入れる。これをPA左手前で受けた原川が中央に切れ込んで右足シュート。華麗なパスワークからゴール右に決め、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドの清水は前半26分、左サイドで縦に仕掛けたDF松原后が相手を抜き切る前にグラウンダーのクロスを入れると、ニアでMFミッチェル・デュークが左足で合わせるもGK権田修一に弾き出される。アディショナルタイム1分には、PA左から松原が鋭いグラウンダーのクロスを入れ、FW長谷川悠が押し込むだけだったが枠を外れ、絶好のチャンスを逃した。

 後半を2点リードで迎えた鳥栖だが、8分にアクシデント発生。MF六平光成の激しいタックルを受けた吉田が右足首を痛めて交代を要求し、一度はピッチに戻ったがDF鄭昇炫との交代を余儀なくされた。

 清水は後半14分、左サイドからMF竹内涼がクロスを上げると、長谷川がヘディングで流し込み、1-2。前半終了間際の決定機を逃した長谷川が汚名返上の追撃弾を決めた。25分には、後方から浮き球パスをPA内で受けたFW北川航也が右足を振り抜いたが、至近距離でGK権田に止められてしまう。その後も同点ゴールが遠く、試合はそのまま1-2で終了した。

 逃げ切った鳥栖。先制点を決めた福田は、試合後のインタビューで「2連勝できてホッとしています。前半2-0で折り返せましたけど、気を抜かず体を張っていこうと再確認できた。上位に上がるためにはどんどん勝っていかないといけない。気を引き締めてやっていきたい」と語っていた。


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