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勝ち点2差、讃岐VS熊本の残留争い直接対決はスコアレスで「痛み分け」

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[9.10 J2第32節 讃岐0-0熊本 ピカスタ]

 J2リーグは10日、第32節を行い、カマタマーレ讃岐はホームでロアッソ熊本と対戦し、0-0で引き分けた。18位讃岐は5連勝のあとに2試合連続ドロー、7試合負けなしで勝ち点を31に伸ばした。残留圏20位の熊本は勝ち点を29に伸ばし、19位金沢に1差と迫った。

 前半6分、接触プレーで顔面から出血した讃岐FW馬場賢治はピッチ外で治療を受けて試合に戻り、23分、浮き球パスで右のスペースに抜け出すと、鋭い切り返しで相手をかわし、PA内を縦に仕掛けて右足を振り抜いたが、シュートはサイドネット。

 互いに前線からプレスを掛けてチャンスをつくり、熊本も前半32分、右サイドを駆け上がったMF田中達也の鋭いクロスをファーサイドのMF黒木晃平が右足シュートも、DFアランが体をぶつけてブロック。前半41分にはアクシデントに見舞われ、DF村上巧が負傷交代となり、DF小谷祐喜が投入された。

 スコアレスで折り返した後半は膠着した時間帯が続く。固いブロックで相手の決定機を跳ね返し、互いにゴールをこじ開けられないまま試合終了のホイッスル。試合は0-0の引き分けに終わり、勝ち点1ずつを分けあった。

 試合後のインタビューで、讃岐DFアランは「勝ちたかったけど前半も後半もチャンスに点を取ることができなかった」と悔しさをにじませたが、「後ろは何度も危ない場面があったけど無失点で抑えられてよかった。相手に勝たせなかったことも大事」と守備には手応えも口にした。一方、熊本池谷友良監督は「痛み分け。お互いに同じくらいの位置にいるのでボールに執着心があった」と、難しいゲームだったと振り返った。

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