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タヴァレス体制初陣の横浜FCがイバ2発も…10人の京都が追いついてドロー決着

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[10.28 第39節 京都2-2横浜FC 西京極]

 J1昇格プレーオフ圏内への浮上を狙う14位の京都サンガF.C.(勝ち点49)と、9位の横浜FC(勝ち点58)の一戦は2-2で引き分けた。

 J1昇格プレーオフ圏内浮上に向けて勝利が欲しい京都が立ち上がりから攻め込み、開始早々のチャンスをものにした。前半5分、PA手前でDF西河翔吾のクリアミスを見逃さなかったFW岩崎悠人が左へ流し、MF仙頭啓矢が豪快に左足を振り抜く。これが左隅に突き刺さり、京都が先制した。

 だが、京都は前半22分、MFハ・ソンミンがスライディングでFWレアンドロ・ドミンゲスを倒してしまい、この日2枚目のイエローカード。ハ・ソンミンが退場となり、京都は残りの時間を10人で戦うことになった。

 1点ビハインドの横浜FCは前半31分、初陣となったタヴァレス新監督が最初の交代カードを切る。MF野村直輝に代えてFW大久保哲哉を入れ、FWイバの1トップから大久保との2トップにシステムを変更。すると、この策が奏功する。37分、レアンドロの左CKからニアに走り込んだイバが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 数的優位をいかえして主導権を握る横浜FC。後半16分、レアンドロとのワンツーから大久保が地を這うようなシュートを放つがGK清水圭介に止められてしまう。それでも20分、PA手前でレアンドロのパスを受けたイバが反転から左足を一閃。鮮やかな弧を描いたシュートが左隅に突き刺さり、2-1と逆転に成功した。

 苦しい展開の京都だが、簡単には諦めない。後半28分、PA左脇でFKを獲得すると、DF石櫃洋祐が低い弾道のクロスをゴール前に蹴り込む。これを味方が合わせることができなかったが、相手に当たってオウンゴールを誘い、2-2と同点に追いついた。試合はこのままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。

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