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“マイホーム”を大切にするポドルスキ、独紙に日本での生活を明かす「神戸にとても合っている」

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日本での生活に満足しているルーカス・ポドルスキ

 ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは日本で充実した生活を送っているようだ。ドイツ紙『ベルト』で、家族とともに新たな環境に馴染んでいる様子をうかがわせている。

 トルコから日本へと向かってから4か月――。インタビューでは深刻な状況に陥っている古巣・ケルンへの思いや、いつの日か故郷クラブでプレーする願望を抱いていることなども語ったポドルスキだが、神戸での日常についても母国メディアに対して明かした。

「娘はまだ小っちゃいけど、(9歳の)息子にとって最初は辛かったかな。ケルンでの仲間たちが恋しかったみたいだからね。でも、何でも馴染めるものさ。その点、僕も息子と同じだよ。僕にも恋しく思うものがいくつかあるけど、ここはケルンと違うからといって涙を流したりはしない」

「神戸にとても合っていると思うんだ。こういうことに関しては感覚的に感じるものがあると思うけど、僕たちは今、順調に過ごせていると感じているよ」

「とにかく子供たちとたくさんの時間を過ごし、いつも近くにいてやりたいからね」と語る2児の父親にとって、家族が身近にいること、ともにフリータイムを過ごせることは大きいようだ。食生活に触れながら、次のようにも語った。

「家で過ごすことはわりと多いけど、数多い美味しいレストランから選んで出かけることもある。日本食も食べているし、神戸牛も食べに行くこともある。最高だね。ここには寿司とお箸だけしかないわけではないし、神戸はとても国際的なので、色んなものがあるからね」

 また、子供にとっての日本という環境とドイツの違いについても話している。

「雰囲気が全体的に(ドイツとは)異なっているね。日本は子供に対してより優しい印象を受ける。朝晩問わず、子供たちが1人でバスや電車に乗って帰宅したりすることを目にするんだ。ドイツなら子供を1人で登校させることも心配で仕方ない親もいるのでね。まったく違う環境でも、子供たちに居場所があることをとても気に入っているよ」

 単身で前所属のガラタサライ(トルコ)に渡ったポドルスキだが、ドイツ人学校がある神戸では家族とともに暮らしている。“マイホーム”を大切にするポドルスキにとって、家庭がそばで快適に暮らせていることも、今後の活躍につながるかもしれない。

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