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新設のJ1、J2、J3優秀監督賞…J1はC大阪の尹晶煥監督が初受賞

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今年から優秀監督賞も新設された

 Jリーグは5日、横浜アリーナで「2017 Jリーグアウォーズ」を開催した。今季より新設された優秀監督賞では、優秀監督賞(J1)をJ1昇格1年目で3位に導き、ルヴァン杯初優勝を飾ったセレッソ大阪尹晶煥監督が受賞したほか、優秀監督賞(J2)はJ2優勝のチョウ・キジェ監督(湘南)、優秀監督賞(J3)はJ3優勝の杉山弘一監督(秋田)がそれぞれ受賞した。

 尹晶煥監督は「僕らの選手たちが全力を尽くして戦ってくれたので、そのおかげで僕はこの壇上に立つことができたと思う。この賞は選手たちにもあげたい」と選手に感謝の言葉を述べた。

 3試合を残してJ2優勝を決め、1年度のJ1復帰を決めた湘南のチョウ・キジェ監督は「今年1年厳しい戦いが続いたけど、選手はギリギリのところで頑張ってくれた」とコメント。J3参戦4年目で初優勝を飾った秋田の杉山監督は「我々のJ3最終戦、鳥取での試合の前日に川崎Fさんの逆転優勝をテレビで見ることができた。僕らにはどんなモチベーション映像よりも、リアルに逆転優勝のイメージができた。お礼を言われても困ると思いますが、ありがとうございました」と、場内の笑いを誘った。

 優秀監督賞は各クラブの監督および選手の投票結果を参考に選考委員会にて投票により決定。優秀監督賞(J1)には賞金50万円と楯、優秀監督賞(J2)には賞金25万円と楯、優秀監督賞(J3)には賞金10万円の賞金と楯がそれぞれ贈られた。

 プレゼンターを務めた日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督は「今年素晴らしい仕事を見せた3人におめでとうと言いたい。同時に浦和、川崎F、C大阪の素晴らしいシーズンを称えたい」と祝辞を述べると、「みなさんもご存じのとおり、(日本代表は)来年の素晴らしいイベントに向けた準備をしている。日本代表がW杯に参加する。意欲と決意を持ってロシアに向かいたい。そこで結果を残し、偉業を成し遂げたい」と、来年のロシアW杯に向けた決意も語っていた。

(取材・文 西山紘平)

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