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3度のリード生かせず鹿島に逆転負け…水戸DF細川「ここぞの怖さを感じた」

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キャプテンマークを巻いてプレーした水戸DF細川淳矢

[2.3 PSM 水戸3-4鹿島 Ksスタ]

 3度のリードを守り切れなかった。水戸ホーリーホックは前半10分、MF木村祐志の直接FKが左ポストに当たった跳ね返りをFW岸本武流が押し込み、先制点。1-1で折り返した後半20分にもMF黒川淳史が勝ち越しゴールを奪うなど、今季加入した新戦力が結果を残した。

 直後にCKから2-2の同点に追いつかれるが、後半31分にはMF白井永地のゴールでみたび勝ち越す。ところが、ここから後半34分、41分の連続失点で3-4。今季からキャプテンを務めるDF細川淳矢は「いい形で先制点を奪えて、その勢いを出せた試合になったけど、最後は相手の圧力、地力の強さにやられた」と振り返った。

 長谷部茂利新監督の下、攻守にアグレッシブなサッカーで鹿島をあと一歩のところまで追い詰めた。しかし、結果は逆転負け。収穫も課題も見えた試合だからこそ、細川は「鹿島相手に3-4なら“よくやった”となるかもしれないけど、危機感を持ってやらないといけない。地力の差を感じた」と表情を引き締める。

「(鹿島に)ここぞの怖さを感じた。『残り15分、勝負しろ』という指示だったけど、そこでの強さも向こうのほうが上だった」。鹿島に善戦して満足するつもりはない。その差を認めたうえで、新シーズンに向けた教訓として「今日はいろいろ出た試合。それを沖縄キャンプで修正して、プラスに変えていきたい」と前向きに捉えた。

(取材・文 西山紘平)

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