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高卒ルーキー阿部海大が開幕スタメン!岡山が塚川V弾で徳島にウノゼロ勝利

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[2.25 J2第1節 徳島0-1岡山 鳴門大塚]

 2018シーズンのJ2リーグが25日に開幕した。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティスファジアーノ岡山が対戦し、1-0で岡山が勝利した。

 昨季7位だった徳島は、DFブエノ(←鹿島)とMFシシーニョ(←岐阜)、MF内田裕斗(←水戸)、FW呉屋大翔(←G大阪)らが先発。一方の同13位だった岡山は、DF阿部海大(←東福岡高)とDFチェ・ジョンウォン(←建国大/韓国)のルーキー、DF椋原健太(←C大阪)、DF後藤圭太(←松本)、MF上田康太(←磐田)、FWイ・ヨンジェ(←京都)らが先発で起用された。

 岡山は前半2分、相手のパスミスからFW赤嶺真吾がシュートと見せかけて絶妙なラストパス。フリーでゴール前に顔を出した上田が左足で狙うが、惜しくもゴール右に逸れ、早々のチャンスを逃した。それでも27分、右サイド深くで椋原がFKを獲得。上田が蹴り込んだボールをMF塚川孝輝がヘッドで合わせ、先制に成功した。

 守備でも徳島に決定機を作らせなかった岡山は、前半終了間際にイ・ヨンジェが高い位置でボールを奪取。赤嶺が抜け出してGKと1対1の状況から右足ループを放つが、惜しくもクロスバーを叩き、1-0でハーフタイムを迎えた。

 早い時間に同点に追いつきたい徳島は後半開始からDFキム・ジョンピルに代え、DF井筒陸也を入れる。7分には、内田のパスをPA右手前で受けたMF島屋八徳が右足シュート。これはGK一森純のファインセーブに阻まれ、25分にはシシーニョの縦パスから呉屋が体勢を崩しながらも反転シュートを放ったが、枠に飛ばすことができなかった。

 圧倒的なポゼッション率で岡山ゴールに迫る徳島。後半33分には、入ったばかりの岡山MF仲間隼斗(←讃岐)が退場となり、数的優位に立つ。だが、最後のところで精度を欠き、44分にシシーニョが右サイドから上げたクロスを呉屋が頭で合わせるも、決めきれない。

 結局、岡山が新戦力の活躍もあって1-0で勝利。一方の徳島は、熱心なサポーターとして知られ、21日に急性心不全のため急逝した俳優・大杉漣さん(享年66)に、開幕戦勝利を捧げることはできなかった。

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