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“開幕男”小林悠は5年連続開幕弾逃す…「ポンポン入るな」と3発初勝利に満足

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FW小林悠は5年連続開幕弾とはならなかった

[2.25 J1第1節 磐田0-3川崎F エコパ]

 “開幕男”の記録更新とはならなかった。川崎フロンターレFW小林悠は2014年から続いた開幕ゴールの記録が途絶えた。MF中村憲剛が2年連続開幕弾を挙げた一方、5年連続の開幕ゴールとはならず、「俺、途切れちゃいましたね」と残念そうに話した。

 終了間際には立て続けに決定機が訪れた。後半41分、MF守田英正の浮き球パスでDFラインの背後に抜け出し、決定的な右足シュートを放ったが、これはわずかにゴール左へ。後半43分にもMF家長昭博のパスを右45度の位置から右足ミドルで狙ったが、枠を捉えられなかった。昨季のJ得点王は「浮いちゃいました。次は決めます」と次戦に視線を切り替えた。

 背後を狙ったパスから連動した攻撃が躍動。小林は1トップをFW知念慶に譲り、右サイドハーフでフル出場。中央へのこだわりはあるが、前線で起点となったJ初スタメンの22歳に「知念は体を張ってキープできる。今まではゴールキックが跳ね返されて相手ボールになっていたので、それだけでも全然違った」と仕事ぶりに目を細めた。

 公式戦3連敗中だったチームは待望の今季初白星。前半24分に中村のゴールで先制すると、セットプレーから2点を追加。「入るときはポンポン入るな」と表情を緩ませた主将は「チームが勝てたのが大きかったし、すごく意味のある勝利だと思う」と開幕白星を喜んだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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