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07年以来の連勝発進名古屋、新守護神ランゲラックがゴールに鍵「チームを助けることが出来た」

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ランゲラックが好セーブを連発。名古屋の開幕連勝に大きく貢献した

[3.3 J1第2節 名古屋1-0磐田 豊田ス]

 スコアは1-0。前半8分に決まったFWガブリエル・シャビエルのゴールが決勝点になって、名古屋グランパスが、2007年以来となる開幕2連勝を飾った。

 しかし両軍とももっと得点が入っていてもおかしくない試合だった。前半は名古屋が主導権を握ってゲームを進めていたが、後半は磐田がチャンスを量産。しかしそこに立ちはだかったのが、名古屋の新守護神、ランゲラックだった。

 後半14分に迎えたFW川又堅碁との1対1の場面では、シュートコースを消して対応。直後にもムサエフに抜け出されたが、好反応でキャッチするビッグセーブでゴールを割らすことはなかった。

 日本代表MF香川真司とドルトムントでプレーするなど、実績は十分。ブラジル人トリオに注目が集まる名古屋だが、アジア枠で出場するオーストラリア代表GKの存在感も抜群だ。

 守備面では改善点も多く出たが、結果的な完封勝利はチームの自信になる。「私のセーブによってチームを助けることが出来たという自覚はある」と胸を張ったランゲラックは、「クリーンシートが多いに越したことはないが、監督の戦術をやれたことが一番の喜び。チームとしても一番良かったことだと思う」と満足げに振り返っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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