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千葉、ホーム開幕戦で初白星ならず…水戸を崩し切れずにスコアレスドロー

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ジェフユナイテッド千葉水戸ホーリーホックの一戦はスコアレスドロー

[3.4 J2第2節 千葉0-0水戸 フクアリ]

 J2は4日に第2節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉水戸ホーリーホックが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。

 ホームの千葉は前節東京V戦(●1-2)からDF近藤直也と出場停止のDF増嶋竜也に代わって、DFエベルトとDF鳥海晃司を先発起用。一方、アウェーの水戸は前節山形戦(〇3-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半7分にゴールを脅かしたのはホームの千葉だった。MF矢田旭が蹴り出した右CKをニアサイドのDF高木利弥がすらすと、ゴール中央のFWラリベイがダイビングヘッドで合わせるも、好反応を見せたGK松井謙弥に阻まれてしまう。さらに同13分には強引にPA内にドリブルで運んだMF熊谷アンドリューの折り返しからMF為田大貴が決定機を迎えるも、右足から放ったシュートはDF浜崎拓磨のブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 その後も千葉が主導権を握って試合を進め、特に左サイドを幾度となく攻略して為田や高木が良い形でボールを受ける場面を作り出すが、クロスやシュートの精度を欠いてなかなかチャンスへとつなげられない。前半36分には右サイドからMF町田也真人が切れ込んだ流れからMF茶島雄介がPA内でシュートを放つが、距離を詰めた松井にストップされてしまった。一方の水戸は同37分、FWジェフェルソン・バイアーノのスルーパスからFW岸本武流が好機を迎えるかと思われたが、飛び出したGKロドリゲスにキャッチされてしまう。

 前半アディショナルタイムには審判に抗議した千葉のフアン・エスナイデル監督が退席となり、0-0のまま後半を迎える。スコアが動かずに試合が進むと、同15分に千葉ベンチが動き為田に代えてMF清武功暉がピッチへと送り込まれる。

 すると、徐々に水戸がフィニッシュまで持ち込む回数を増やしていく。同16分には左サイドから岸本が折り返したボールにフリーで走り込んだMF白井永地がシュートを放つも相手選手のブロックされてしまう。さらに同18分にはJ・バイアーノがPA外右から左足シュートでゴールを脅かすが、横っ飛びしたロドリゲスにストップされてしまった。

 後半25分には千葉ベンチが動き、DF山本真希に代えてFW指宿洋史を投入してシステムを3-4-1-2に変更。同29分には負傷した浜崎がプレー続行不可能と判断され、代わってDFジエゴがピッチに送り込まれる。その後も両チームともに交代カードを切って状況を打開しようと試みるが、最後まで得点は生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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