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一週間前の悔しさを晴らすため…千葉MF町田「自分の存在を見せつけたかった」

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ジェフユナイテッド千葉MF町田也真人

[3.4 J2第2節 千葉0-0水戸 フクアリ]

 1週間前の開幕戦では悔しさを味わった。自身は退場者が出た影響で前半12分にベンチへと下がり、チームは東京Vに1-2の敗戦を喫した。だからこそ、ジェフユナイテッド千葉MF町田也真人はホーム開幕戦に向けて闘志を燃やしていた。

 東京V戦では前半9分にDF増嶋竜也が退場となり、同12分に町田はDF鳥海晃司と代わってピッチを後にした。ついに迎えたシーズンの開幕。しかし、攻撃の核となる背番号10はわずか12分の出場に終わり、「個人的にはめちゃくちゃ悔しかった」と振り返る。

「『何でだ』という気持ちもあったし、この試合(水戸戦)で結果を出して自分の存在を見せつけたかった」

 右サイドハーフの位置に入って組み立てに絡み、チャンスと感じればゴール前に顔を出す。体を張って守備でも貢献するなど、90分間ピッチに立ち続けた。しかし、結果がついてこなかった。自身に得点はなく、チームも0-0の引き分けに終わって今季初白星を獲得することができなかった。

 開幕戦とは異なる“悔しさ”を味わったが、下を向くわけにはいかない。「自分たちがやっているサッカーに間違いないと信じている。今日も『1点入れば』とずっと思っていたので、そこを突破できればもっと自信になるし、思い切りの良いプレーが出てくるはず」。チームに勢いをもたらす初勝利を収めるため、次戦以降の自身初ゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)
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