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オナイウ開幕3連発など計5ゴール! 山口が最下位栃木を撃破…開幕3連勝で首位キープ

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[3.11 J2第3節 栃木2-5山口 栃木グ]

 首位のレノファ山口FCが敵地で最下位の栃木SCに5-2で快勝した。開幕3連勝を達成し、首位をキープ。第4節は17日に行われ、山口はアウェーで水戸、栃木はホームで讃岐と対戦する。

 開幕2連敗の栃木は前節の岡山戦(0-3)から先発3人を変更し、DF久富良輔、DF田代雅也、FW榊翔太を起用。一方、開幕2連勝の山口は、前節の愛媛戦(1-0)と同じスターティングメンバーで3連勝を目指した。

 首位と最下位が顔を合わせた一戦。現在の勢いの差を表すように、山口が早い時間帯に先制した。前半16分、DF前貴之の縦パスに走り込んだDF小野瀬康介がPA内右に抜け出し、ノートラップで右足を強振。左ポストを叩いたシュートがゴールへ吸い込まれ、開幕戦以来となる今季2点目をマークした。

 さらに前半38分、左CKを獲得すると、キッカーのMF三幸秀稔が右足で鋭いクロス。FW高木大輔がマークを引き連れながらニアに飛び込み、技ありのバックヘッドでゴール右に流し込む。高木も開幕戦以来、2試合ぶりとなる今季2得点目を挙げた。

 山口の猛攻は止まらない。前半アディショナルタイム3分にはGK藤嶋栄介からのロングフィードの処理を相手守備陣が誤り、流れたボールを拾ったFWオナイウ阿道がPA内やや左に進入。左足で豪快なシュートを叩き込み、開幕3試合連続弾で今季3ゴール目となった。

 3-0で前半を折り返した山口は後半9分にも追加点。左サイドでドリブルを仕掛けたMF大崎淳矢が高木とのパス交換からPA内左で左足を振り抜く。角度のない位置から放った弾丸シュートが右ポストを叩いて決まり、大崎にとってはこれが移籍後初ゴールとなった。

 苦しい状況に追い込まれた栃木は後半18分、MF牛之濱拓の縦パスがDF坪井慶介に当たり、こぼれ球にPA内中央のFW大黒将志が反応。右足のシュートは飛び出した藤嶋に阻まれるも、左へ流れたボールをFWネイツ・ペチュニクが左足で無人のゴールへ流し込んだ。

 後半22分には再びペチュニク。牛之濱の右クロスが坪井に頭でクリアされ、PA手前中央へ転がったボールを拾うと、迷わず左足でシュートを放つ。レーザービームのような軌道でゴール左隅に突き刺さり、ペチュニクは今季2得点目を記録した。

 息を吹き返した栃木は、ここから攻撃のギアを上げてゴールに迫る。だが、後半41分にPA内のMFヘニキのハンドでPKを献上。同43分、山口のPKキッカーを務めたオナイウが右足でゴール中央へ沈め、今季4点目を奪う。そのまま山口が5-2で逃げ切り、栃木は開幕3連敗で最下位脱出は果たせなかった。

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