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15年ぶり首位浮上の水戸が今季初黒星…大分が3発快勝でホーム初勝利

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[3.21 J2第5節 大分3-1水戸 大銀ド]

 J2リーグは21日、第5節を全国各地で行った。大分銀行ドームでは大分トリニータ水戸ホーリーホックが対戦し、3-1で大分が勝利。今季ホーム初白星を飾った。

 開幕白星スタートも3試合勝利がない(2分1敗)大分は、17日の前節・東京V戦(0-0)から2人を変更。MF小手川宏基とFW藤本憲明に代えて、FW馬場賢治とFW林容平を起用した。対する水戸は山口を3-0で下し、2003年3月以来15年ぶりに首位に立った。開幕から3勝1分とした。先発は2人を入れ替え、FWジェフェルソン・バイアーノとMF木村祐志に代えて、MF佐藤祥とFW宮本拓弥がスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は前半10分に動いた。大分は右サイドからMF松本怜がアーリークロスを供給すると、FW後藤優介のトラップは大きくなったが、馬場が体を張って相手のクリアを阻止。こぼれ球を回収した後藤が左足で流し込み、先制に成功した。1点ビハインドとなった水戸は、直後にDF田向泰輝が負傷。MF平野佑一との交代を余儀なくされた。

 優勢に試合を進める大分は前半24分、馬場が右サイドから中央の後藤に斜めにくさびのパスを入れ、落としたボールを林がPA左手前のMF星雄次へつなぐ。星は中央にボールを動かし、シュートコースを作って右足を振り抜き、2-0とリードを広げた。

 水戸がここから反撃。前半29分、MF黒川淳史がPA右手前までボールを運び、前方にスルーパス。これを受けた宮本が右足で突き刺し、1点差とした。宮本は今季初スタメンで初ゴールと指揮官の期待に応えた。45分には、PA右からMF白井永地のクロスを平野が右足ボレー。だが、わずかにミートできず、前半のうちに同点に追いつくことはできなかった。

 突き放したい大分は後半18分、ハーフウェーライン付近で後藤がボールを奪取し、松本が右サイドをドリブルで駆け上がる。緩急で対峙したDFをかわすと、PA右から中央へ折り返したボールをニアへ飛び込んだ林が右足で合わせ、3-1。大分が再びリードを2点差とした。

 水戸は後半25分、黒川を下げてバイアーノを投入。前線にターゲットを置くと、バイアーノを中心に攻撃の形が出来始め、35分にはDF福井諒司が左足で低い弾道のミドルシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れてしまう。その後、互いに交代カードを切って流れを変えようとしたが、3-1のままタイムアップ。大分が好調・水戸に初黒星をつけた。

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