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10人vs10人の荒れた一戦は福岡に軍配! 栃木に競り勝ち坂田氏の引退セレモニーに華を添える

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[4.1 J2第7節 福岡2-1栃木 レベスタ]

 J2第7節が1日に開催され、アビスパ福岡はホームで栃木SCに2-1で勝利した。互いに退場者を出す荒れた展開の中、福岡は坂田大輔氏の引退セレモニーに華を添える4試合ぶりの白星。栃木はここ3試合負けなし(2勝1分)だったが、4戦ぶりの黒星を喫した。

 福岡は前半2分、MF鈴木惇の素早いリスタートから左サイドのFWドゥドゥにボールが渡る。ドゥドゥはスピードに乗ったままDF服部康平を振り切ってPA内左に切れ込み、右足でゴール右に流し込んだ。

 前半7分にはPA左脇でFKのチャンス。鈴木の意表を突いたマイナスのパスからDF輪湖直樹、MF石津大介と立て続けにシュートを放ち、最後はこぼれ球をドゥドゥが左足で蹴り込む。ブラジル人FWは電光石火の2ゴールで今季3点目とした。

 2点ビハインドとなった栃木は前半17分、相手CKの守備の際にMF夛田凌輔がDF岩下敬輔の挑発に乗ってレッドカードを受け、数的不利に陥る。しかし福岡も同21分、PA内で服部を倒してPKを献上した岩下が抗議により、2度目の警告を受けて退場。序盤に両チームとも退場者を出す波乱の展開となった。

 栃木は同シーンで獲得したPKをFW大黒将志が外してチャンスを逃すが、前半33分に1点を返す。左サイド後方からMF岡崎建哉が右足で送ったロングボールはGK杉山力裕に弾かれるも、杉山がこぼれ球を深追いしてPA外に出ると、先に反応したMF久富良輔がヘディングでつなぐ。最後は服部が無人のゴールへ右足で正確に蹴り込み、1-2とした。

 10人対10人で迎えた後半も一進一退の攻防が続く。福岡はDF駒野友一のプレースキックやドゥドゥの個人技でゴールに迫り、一方の栃木は大黒を中心にチャンスをうかがう。後半アディショナルタイム1分には岡崎の左CKから服部がヘッドで合わせるも、左ポストに嫌われ、福岡が辛くも1点差で逃げ切った。

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