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C大阪が鳥栖に勝利!ジーニアス柿谷が冷静に先制点、丸橋のV弾は「事故のようなゴール」

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先制点を決めたFW柿谷曜一朗

[4.7 J1第6節 C大阪2-1鳥栖 金鳥スタ]

 J1リーグは7日、第6節を行った。キンチョウスタジアムではセレッソ大阪サガン鳥栖が対戦し、2-1でC大阪が勝利。公式戦3連勝とした。一方の鳥栖はリーグ戦連勝とはならなかった。

 最初にチャンスが訪れたのは鳥栖だった。前半8分、自陣からのロングフィードに反応したFW田川亨介が抜け出し、PA内から右足でゴール左隅を狙う。しかし、GKキム・ジンヒョンに止められ、先制のチャンスを逃した。対するC大阪は14分、左サイドからFW高木俊幸が上げたクロスの流れから、最後はPA内でこぼれたボールをFW杉本健勇がシュート。これは惜しくも左ポストを直撃してしまった。

 互いにチャンスを決め切れなかった中、試合は前半27分に動いた。C大阪は左サイドから高木がクロスを供給。DFキム・ミンヒョクの胸トラップが大きくなったところを見逃さなかったFW柿谷曜一朗がボールを奪い、右足でゴール右隅に流し込んだ。C大阪は、エースが技ありのボール奪取から、冷静に先制点を挙げ、前半を1-0で終えた。

 1点ビハインドの鳥栖は、ハーフタイムでFWビクトル・イバルボを下げ、FW趙東建を投入。後半2分、MF福田晃斗が縦に仕掛けてPA左深くからふわっとしたクロスを入れる。ボールはGKキム・ジンヒョンのパンチングに遭うが、これに反応したMF高橋秀人が右足ボレーを放つが、枠上に外れた。

 C大阪は後半9分、柿谷のスルーパスでMF水沼宏太が抜け出し、GK権田修一との1対1の状況から右足を振り抜く。入ったかと思われたが、至近距離でGK権田が触り、ゴール右に外れる。これで得た右CKからDF丸橋祐介が左足でインスイングのクロスを入れると、ニアに杉本、中央に飛び込んだDF木本恭生は合わせることができなかったが、誰も触ることなくそのままゴール左に吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 追加点を許してしまった鳥栖は後半16分、福田を下げてMF高橋義希を送り込む。C大阪は28分、先制点を挙げた柿谷がお役御免。FWヤン・ドンヒョンとの交代でピッチを後にした。徐々に鳥栖がゴールに迫るシーンを創出する中、32分に1点を返す。左サイドからMF原川力が入れたシュート性のクロスを趙東建が頭で合わせ、1-2とした。

 1点差に詰め寄られたC大阪だが、後半36分に杉本に代えてMF山村和也を投入。そのままリードを守り抜いて2-1で逃げ切った。試合後、2点目を決めた丸橋は、「先制点は相手のミスからだったが、曜一朗がうまく決めてくれた。2点目は事故のようなゴールだった。勝てたのは良かったですが、終盤に失点してしまうのは今後の課題」と、試合内容に納得していない様子だった。

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