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レドミのホップシュートに森本の長距離ドリブル弾…ゴラッソ応酬の横浜FCvs福岡は2-2ドロー

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2ゴールに絡んだ横浜FCのMFレアンドロ・ドミンゲス

[4.8 J2第8節 横浜FC 2-2 福岡 ニッパツ]

 ニッパツ三ツ沢球技場で開催された10位横浜FCと9位アビスパ福岡の一戦は2-2の引き分けに終わった。横浜FCは3試合勝ちなし(2分1敗)。福岡は2戦無敗(1勝1分)となったが、今季初の連勝を逃した。

 10位と9位の直接対決は衝撃のゴールで幕を開ける。前半12分に福岡DF篠原弘次郎がクリアし切れなかったボールがPA手前中央に飛び、待っていた横浜FCのMFレアンドロ・ドミンゲスが頭でコントロール。バウンドした瞬間のボールを右足でとらえると、ホップするようなシュートがクロスバーをかすめてゴール右上隅に吸い込まれる。横浜FCはこれがJ2通算800得点目となった。

 だが、福岡も負けていない。前半30分、自陣センターサークル右脇でFW森本貴幸がボールを受け、相手を振りほどきながら長い距離をドリブル。追走してきたDF武田英二郎を右足で切り返してかわすと、PA内右から左足でゴール左に沈め、2試合ぶりとなる今季3得点目を挙げた。

 1-1となった後は横浜FCがFWイバを中心にゴールを脅かす。前半37分にはPA手前左でFKのチャンスを迎え、レアンドロ・ドミンゲスが右足で直接狙ったが、シュートは左ポストを直撃。同点のまま前半を終えた。

 次の1点が生まれたのは後半14分。福岡のFWドゥドゥが右サイドでバックパスを出し、DF駒野友一が右足でクロスを送る。森本とDFペ・スンジンが競ってゴール前にボールが跳ね上がると、反応したのはMF石津大介。一度目のヘディングはDF北爪健吾に防がれるも、こぼれ球を自ら左足で蹴り込んだ。

 石津は前節のホーム栃木戦(2-1)でDF岩下敬輔が退場した影響もあり、前半途中に無念の交代。開幕戦以来となる今季2ゴール目を奪い、悔しさを晴らした。

 逆転した福岡は終盤まで粘り強く守っていたものの、横浜FCが土壇場で意地を見せる。後半44分、左CKからレアンドロ・ドミンゲスが右足でクロスを入れると、森本に当たったボールがGK杉山力裕の右手を弾いてゴール右へ。公式記録は森本と競っていた途中出場DF川崎裕大の得点となり、そのまま2-2で試合終了となった。

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