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「2点目を取れなかったのがすべて」…松本、終了間際に讃岐に追い付かれてドロー

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[4.8 J2第8節 松本1-1讃岐 松本]

 J2は8日に第8節2日目を開催し、松本平広域公園総合球技場では松本山雅FCカマタマーレ讃岐が対戦。前半13分にFW高崎寛之のゴールで松本が先制するが、後半43分に讃岐MF森川裕基が同点ゴールを奪い、試合は1-1の引き分けに終わった。

 前節大宮戦(〇3-2)で今季初勝利を収めた松本は同試合から先発1人を入れ替え、MF前田直輝らを先発起用。一方、ここ5戦未勝利(1分4敗)の讃岐は前節京都戦(△1-1)から先発3人を入れ替え、森川、DF麻田将吾、DF荒堀謙次らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半13分に試合を動かしたのはホームの松本だった。MF岩上祐三が蹴り出したCKに対し、ニアサイドにフリーで走り込んだ高崎が打点の高いヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同24分には岩上の直接FKでゴールを脅かすが、ボールはクロスバーを叩いて追加点とはいかなかった。

 1-0と松本がリードしたまま後半を迎えると、追加点を狙う松本がゴールを脅かす場面を作り出すが、後半4分にDF浦田延尚、同22分に高崎がPA内から放ったシュートは枠を捉え切れず。さらに同31分には高い位置でボールを奪ったFW前田大然がGK清水健太までかわして好機を迎えるが、ドリブルが長くなってしまいフィニッシュまで持ち込めなかった。

 すると後半43分、左サイドからDF武田有祐が送ったグラウンダーのクロスの流れから最後は森川が左足で押し込み、讃岐が土壇場で試合を振り出しに戻した。その後、両チームに勝ち越しゴールは生まれずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 ドローに持ち込まれた松本の反町康治監督は、試合後のインタビューで「2点目を取れなかったのがすべて。シュートの精度というか、ゴールの上を越えて行くのがあまりにも多すぎる」と厳しい表情で振り返った。

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