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長崎が記念すべきJ1ホーム初白星!3発完封で2連勝飾る…前節トンネル抜けたG大阪は今季6敗目

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先制点を挙げたFW中村慶太

[4.14 J1第8節 長崎 3-0 G大阪 トラスタ]

 J1リーグは14日、第8節を行った。トランスコスモススタジアム長崎ではV・ファーレン長崎ガンバ大阪が対戦し、3-0で長崎が勝利。ホーム初白星を飾った。

 11日に行われた第7節・清水戦(1-0)で待望のJ1初勝利を飾った長崎。その試合で決勝点を決めたFW鈴木武蔵に代え、FWファンマが先発復帰した。一方、前節・磐田(2-0)を下して昨年8月26日の鳥栖戦以来、17試合ぶりの白星を飾ったG大阪。その試合から1人変更し、FW長沢駿に代わってFW藤本淳吾を起用。藤本は今季初先発となった。

 前節、嬉しい初勝利を飾り、連勝を目指す両クラブ。長崎は前半7分、ファンマのパスをPA右深くで受けたMF飯尾竜太朗が中央へ折り返したボールをMF澤田崇が右足で合わせる。9分には、左サイドからMF翁長聖が鋭いクロスを送り、ニアに走り込んだファンマが右足シュート。積極的な入りをみせた長崎が果敢にゴールに迫った。

 対するG大阪は前半10分、PA右角あたりでボールを奪ったDF米倉恒貴がPA内に進入。滑り込みながら中央へ送り、FWファン・ウィジョが右足シュートを放つが、惜しくもゴール左。決定機を逃すと、18分に試合が動く。長崎はファンマのスルーパスから澤田が右サイドを抜け出し、GKとDFの間にグラウンダーのクロスを入れる。これを勢いよくゴール前に走り込んだFW中村慶太が左足で押し込み、先制に成功した。

 雨脚が強まる中、G大阪は右サイドに大きく展開されたボールから米倉がクロスを上げるとみせかけ、低い弾道のシュートを放つ。しかし、これはGK徳重健太に止められてしまう。長崎は36分、澤田がドリブルで仕掛け、PA内から右足シュート。GK東口順昭が弾いたボールから波状攻撃も決めきることができず、前半は1-0で終えた。

 1点ビハインドのG大阪はハーフタイムでFW食野亮太郎を下げ、DFオ・ジェソクを投入。しかし、長崎が後半2分にMF中原彰吾のピンポイントクロスからファンマがヘディングシュートを放つと、3分に追加点を挙げる。PA右で澤田のパスを受けた中原が縦に仕掛けて右足シュート。GK東口が弾いたボールを翁長が左足で狙うと、威力はなかったが、ゴール右に吸い込まれた。

 点差を広げられてしまったG大阪は、後半6分に浮き球パスからFWファン・ウィジョがDF徳永悠平と競り合いながら右足シュートを放つが、GK徳重健太に防がれる。17分には、MF倉田秋に代えてFW中村敬斗を投入するが、直後にダメ押しゴールを浴びてしまう。

 長崎は後半18分、PA手前から澤田が放ったシュートはGK東口にキャッチされる。東口のスローから長崎が厳しいプレッシャーをかけてボールを奪うと、敵陣中央から中原がGK東口の位置を確認して右足ミドルシュート。急いで戻ったGK東口の手をかすめてゴールに吸い込まれ、3-0と試合を決定づける。29分には、PA左からの折り返しをファンマが右足で合わせるが、惜しくも右ポストを叩いた。

 長崎は選手交代を行いながら、最後まで試合を優勢に進め、4分と告げられたアディショナルタイムも耐え凌いで3-0で完封勝ち。今季初の2連勝を飾った。一方のG大阪は今季6敗目を喫した。

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